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チョコボGPの製品版レビュー!世間では不評だけど楽しめてます

チョコボGP製品版レビュー!不評だけど楽しめてます チョコボGP

どうも、FFシリーズもチョコボシリーズも大好きなツースです。

3月10日に発売された『チョコボGP』製品版

こちらをさっそくプレイしてみましたので、感想や評価を書いていこうと思います。

この『チョコボGP』を一言で評価するなら

「不満点はあるけど楽しめないわけではない作品」

といったところでしょうか。

ツース
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少なくとも自分は「今すぐ遊びたい!」と思えるくらいには楽しめてますよ

また世間的にはかなり不評となっている本作ですが、その理由についても考えてみました。

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チョコボGPの概要

チョコボGPトップ画面
  • 対応機種:Switch
  • 発売日:3月10日
  • ジャンル:レースゲーム
  • プレイ人数:1~8人
  • 発売元:スクウェア・エニックス

『チョコボGP(グランプリ)』は、「チョコボの不思議なダンジョン」などのチョコボシリーズの一作になります。

チョコボシリーズのレースゲームとしては1999年に発売された「チョコボレーシング ~幻界へのロード~」から23年振りの作品です。

レースのシステムとして「アビリティ」や「魔石」といったものは引き継いでいますが、世界観や登場キャラクターの設定は本作独自のものになっています。

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チョコボGPの7つのゲームモード

チョコボGPメニュー画面

本作で遊べるゲームモードは以下の7つです。

  1. チョコボGP
  2. ストーリー
  3. マルチプレイ
  4. タイムアタック
  5. シリーズレース
  6. カスタムレース
  7. ショップ

チョコボGP

チョコボGPトーナメント画面

タイトルにもなっているメインモードです。

オンラインで8人のプレイヤーがマッチングし、上位4名が次のラウンドに進みます。

そして他のグループで第1ラウンドを突破した4人とマッチングし、第2ラウンド、第3ラウンドと戦っていくというもの。

ツース
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現時点で最高で2位までなれました!

デイリー&ウィークリーミッションが設定されており、レースで条件を達成すれば報酬が得られるようになっています。

また『プライズレベル』という、レースの成績に応じてポイントを獲得しレベルが上がって報酬が得られるシステムがあります。

こちらは決められたシーズンごとに最大200レベルまで報酬が設定されています。

現在は5月16日までシーズン1が開催されており、報酬の目玉はレベル60でゲットできる「クラウド」です。

ストーリー

チョコボGPストーリーの様子

チョコボと仲間たちのストーリーを見ながらゲームのルールを覚えられるチュートリアルもかねたモードです。

またこのモードを進めることで使用可能キャラが増えたり、報酬も得られるようになっています。

ゲームモードを「ビギナー」と「マスター」から選べて、ビギナーでは走行速度が抑えられています。

ビギナーとマスターに報酬の違いはなく、途中変更も可能です。

ツース
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ただし「チョコボGP」モードは「マスター」の速度になっているので、対戦のことを考えるなら早い段階でマスターに慣れておいたほうがいいかも。

チョコボの設定は『チョコボの不思議なダンジョン1』(以下チョコダン)の状況に近く、相方のモーグリも「アトラ」となっています。

また物語の開始地点もチョコダン1の村となっており「カミラ」「カミラパパ」「クレール」といった懐かしい面々が登場し、レースでも使えます。

ただし「シロマ」や「シド」はチョコダン2の設定でチョコボとは初対面となっていたり、リヴァイアサンとアスラが夫婦だったり(FF4)、ゾゾの町が登場したり(FF6)、それ以外の設定についてはかなりバラバラとなっています。

マルチプレイ

チョコボGPマルチプレイの設定画面

ローカル通信、またはオンラインで他のプレイヤーと遊べるモードです。

オンラインはロビーを作る形式になっており、魔石の有無などのゲームルールを設定することも可能です。

タイムアタック

チョコボGPタイムアタックメニュー

その名の通り好きなコースでタイムアタックをするモードですが、「Nintendo Switch Online」に加入していれば世界中のプレイヤーとランキングで競うこともできます。

プレイヤーの影を走らせるいわゆるゴースト機能もあり、自分のゴーストを一緒に走らせるのはもちろん、ランキング上位や自分のランキングに近いプレイヤーのゴーストを出現させることも可能です。

ツース
ツース

魔石やアビリティによる妨害がないので、コースを走る練習をするのにも良いモードですね。

CPUのゴースト(目標タイム)に勝つことで報酬も入手可能です。

シリーズレース

チョコボGPシリーズレース画面

コンピューターと4レースを戦い総合順位1位を目指すモードです。

Switchのおすそわけプレイを使えば2人でプレイすることも可能です。

1つのシリーズをクリアすると別のシリーズが出現し、さらにコースが逆転する「ミラー」モードも解放されました。

こちらも報酬が入手可能です。

カスタムレース

魔石の有無、CPUの強さ、レース数などを自由に設定して遊べるモードです。

ショップ

チョコボGPショップ画面

課金要素である『ミスリル』(ログインボーナスによる入手はあり)

またはチョコボGPモードなどの報酬である『アイテムチケット』『ギル』を使って、キャラクターやコスチューム、カスタマイズが入手できます。

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チョコボGPの良かったところ

アビリティや魔石を使った戦略的なレース

チョコボGPシロマのアビリティを使う様子

チョコボレーシングからの引継ぎ要素である「アビリティ」や「魔石」による攻撃&防御のシステム。

種類や効果は過去作『チョコボレーシング』とは異なりますが、これらの使い方がわりと重要で戦略的だと感じました。

魔石は最大3つまでためてパワーアップできるので、ためて使うと強いものはためてから使い、使いづらいものはためずに捨てるように使ったり。

アビリティはキャラクター固有になってしまいますが、先行向きのものから追い上げ向きのものまであり、コースでの使用タイミングも重要です。

走行技術はもちろんですが、アビリティや魔石の使い方を工夫することで勝率を上げられるのは良い点だと感じました。

独自性あふれるストーリーとキャラクター

チョコボGP関西弁のラムウ

ストーリーは基本的にギャグ多め、メタ発言多め、パロディ多めとなっていますが、個人的にはこれはこれで楽しめました。

「カミラパパ」は「クレール」の登場はかなり意外だったり、「シヴァ」や「ラムウ」などのキャラはなかなかぶっとびまくってて、これはこれとして面白かったです。

またフルボイスなので、ボケやツッコミも目だけでなく耳でも楽しむことができました。

やりごたえのあるタイムアタックモード

レースゲームにはありがちなタイムアタックモードですが、全国のプレイヤーと競ったり、さらにはゴーストを出現させることもできる点はやりごたえがあって良いと思いました。

「ドリフトブースト」や「エアトリック」といったテクニックも使いこなせるようになると楽しいですね。

コースのどこでドリフトブーストを使うか、タイムが落ちてるポイントはどこか、他の人はどこを走っているのかなど、研究心も満たされそうです。

ツース
ツース

対戦ゲームをあまりやらないわりに熱が入っちゃうタイプなんです。

FFシリーズのアレンジBGMの数々

チョコボシリーズやFFシリーズの派生作品の楽しみといえばアレンジBGM。

本作でも数々のアレンジBGMが使われており、どれもレベルが高くて良かったと思います。

ツース
ツース

個人的にはゾゾの町のレースBGMがお気に入りですね~。チョコボ肌が立ちました。

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チョコボGPのイマイチなところ

課金要素を入れてしまった

チョコボGPミスリルショップ

据え置きゲームでありながら課金要素を入れてしまうというのは非難されても仕方ないと思います。

一応ログインボーナスでも課金のポイント『ミスリル』はもらえますし、課金要素を無視すればいい話なんですが、やはり据え置きゲームの姿勢としては気になりますよね。

BGM好きの自分としてはBGMまで『ミスリル』で販売しているのはちょっとつらいところです。

コースの種類が少ない

チョコボGPゴブリンシリーズ

1つのコースでも「ショート」「ハイスピード」「テクニカル」などのパターン分けがあるとはいえ、やはりコースの少なさは目立ちます。

結果としてコースで聞けるBGMパターンも少なくなってしまっているので、BGM大好きな自分としてはもう一声欲しいところ。

このあたりは今後のアップデートに期待したいですね。

バグがある

現時点でいくつかのバグが発見されています。

いかに早く対応してくれるかが評価の分かれ目ですね。

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チョコボGPが不評な理由

本作チョコボGPは世界中のレビューを集めた「Metacritic」というサイトにおいても66点と低い評価になっています。

また、Twitterなどを見てみてもほとんどが否定的な意見となっています。

なぜ本作がこれほどまで不評なのか、実際にプレイした視点から考えてみました。

マリオカート8と比較されている

マリオカート8DXの画像

これが一番大きな理由だと思うのですが、やはり同じジャンルのゲームとの比較は避けて通れません。

レースゲームでありながら相手に攻撃したりするゲームといえば、やはりプレイヤー人口の多い『マリオカート8』および『マリオカート8デラックス』

本作は操作性などもマリオカート8に似ているとのことで、操作がそれなりにやりやすい反面、オリジナリティ性の欠けていることや、マリオカート8に比べてコースが少ない事がより目立ってしまう結果となりました。

ツース
ツース

これでいうと自分はマリオカートは『マリオカート64』以来プレイしていないため、純粋に1つの作品として楽しめているのだと思います。

ギャグ、メタ発言、パロディが多い

チョコボGPバハムートのパロディ

FFシリーズはどちらかというとメタ発言やパロディの少ないシリーズですよね。

そのためファン層もどちらかというとそういう方面から遠い位置にいるので、ギャグ、メタ発言、パロディを苦手とされる方も多いかと思います。

とくに本作はかなり全力でこれらが入っているので、苦手な人からすると寒いと感じてしまったのだと思います。

ツース
ツース

自分はこういうのを苦手としていないのと、他作品とは完全に切り離して考えているのであまり気になりませんでした。

チョコボシリーズをやっていないと知らないキャラが多い

チョコボGPのイルマのセリフ

本作にはFFのキャラというよりもチョコボシリーズのキャラが多く登場するので、『チョコボの不思議なダンジョンシリーズ』などをプレイしていないと「誰?」といったキャラも多いです。

チョコボの不思議なダンジョン1や2が発売されたのは、なんと25年も前。

プレイしていた人も登場キャラについて忘れ始めている人も多いでしょうし、そもそもプレイしたことがない人も増えてきてます。

本来であれば過去作のキャラとの出会いは「おおー!」となって嬉しいものですが、「誰だっけ?」となってしまっては喜びがないですよね。

自分も『チョコボと魔法の絵本』はプレイしたことが無かったので、本作でも濃いキャラである『イルマ』に対しては「誰?」となってしまいました。

チョコボレーシングの正統続編ではない

本作の世界観はどちらかというと『チョコボの不思議なダンジョン1』のチョコボが、その周辺キャラと冒険に出て他のチョコボシリーズのキャラやFFシリーズのキャラ達と出会うというものです。

そのため、同レースゲームの過去作『チョコボレーシング』におけるキャラ設定はほとんど登場しません。

「チョコボレーシングが面白かったから」「チョコボレーシングにハマったから」と購入してみた人も多かったと思うので、その繋がりが無かったのは残念度が高かったのかもしれません。

チョコボレーシングの設定を引き継いだ正統続編にしていればもう少し評価は変わったのではないかと思います。

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チョコボGPはどんな人にオススメ?

以上のことから、チョコボGPはこんな人にはおすすめできます。

チョコボGPがおすすめできる人
  • FFシリーズだけでなくチョコボシリーズもやっている
  • マリオカート8(DX)をやっていない、ハマっていない
  • ギャグ・メタ発言・パロディが嫌いではない

そしてこんな人にはチョコボGPはおすすめできないかも。

チョコボGPがおすすめできない人
  • チョコボシリーズをあまりやっていない
  • マリオカート8(DX)を遊んでいる・ハマったことがある
  • ギャグ・メタ発言・パロディが苦手
  • 課金要素があるのが気になる・目につく
  • バグがあるのが気になる

このように本作『チョコボGP』は、かなり限定的ではありますが人によっては十分楽しめる作品だと思います。

逆にいうと、マリカと似てしまったのは仕方ないとしても、課金要素とかパロディとか否定されやすい要素を入れまくったせいで、めちゃくちゃ不評な作品になってしまったなぁという感じです。

ツース
ツース

これなら価格を上げてでもコースを増やしたり課金を無くした方が良かったんじゃなかろうか、と素人目線で思ったり。

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まとめ

今回は3月10日に発売されたSwitch専用ソフト『チョコボGP』のレビューをさせて頂きました。

繰り返しになりますが、本作はかなり限定的な人向けの作品だと感じました。

しかし私のようにその限定的な人間であれば十分楽しめる作品だと思いますので、不評を聞いて単純にやめるのではなく、自分に合うゲームかどうかを検討してみてください。

ツース
ツース

よっしゃ記事も書き終わったしチョコボGP遊びまくるぞー!

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チョコボGPの攻略(テクニック編)はこちら

チョコボGPを遊ぶのにプロコンを持ってない方はこちらの記事もチェックしてみてください ↓

コメント

  1. 匿名 より:

    オンライン トーナメントのマッチング方式がよろしくない
    まずは8人マッチング
    上位4人に第2ラウンド権利が与えられ
    第2ラウンド権利所持者同士でマッチング
    上位4人に第3ラウンド権利が与えられ

    といった感じで第4ラウンドまで行くだけ

    64人でトーナメントするのではなく 『足きりしながら順番に4戦』が正しい
    第2ラウンドに行かず勝負を降りても 欠員やNPCにならず
    権利所持者をマッチングで引っ張ってくる

    その為マッチングでかなり待たされる事が結構ある

    コースが非常に短いので大クラッシュすると巻き返すだけの距離が無く
    1位はありえない。魔石とか運要素が強い 特にゴール前のチェンジ

    キャラによってサイズがあり後ろのキャラをブロックしてゴールしたのに自分の方が下位だった

    • ツース ツース より:

      コメントありがとうございます。

      64人のトーナメント方式になっていないのは最近になって気が付きました(-_-;)
      確かに勝利しても途中で抜けれたり、そうでなくても通信切断やゲーム終了で途中でやめられる以上、CPUを入れるか他から引っ張ってくるしかないですもんね。

      魔石の運要素については実力者が負けることがある反面、実力で負けてても勝てる可能性があるので一長一短かなと思ってます。
      ただ極端に短いコースについては「もうちょっと長くても良かったのでは?」と思いますね。

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