マイクラver1.21で追加された「クラフター(自動作業台)」の使い方と回路の作り方について解説します。
とくに使用頻度が高いであろう自動装置およびアイテム仕分け機への接続方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
クラフター(自動作業台)について
クラフター(自動作業台)とは?
クラフターは、材料を入れてからレッドストーン信号を与えることで自動でクラフトができるブロックです。
(自動作業台はJava版の名称です。)
ホッパーなどを通してアイテムを入れることも可能で、自動装置などで「鉄インゴット」を「鉄ブロック」にしたり、「竹」を「竹ブロック」にしたりできます。
また、スロットを無効化して指定のスロットのみ材料を入れることも出来るので、防具などの自動クラフトも可能です。
クラフター(自動作業台)の作り方
自動作業台の材料は以下の通りです。
- 鉄インゴット×5
- レッドストーンダスト×2
- 作業台×1
- ドロッパー×1
作成はそれほど難しくありませんが、レッドストーン回路を作らなければならないので、実際に使う時はレッドストーンコンパレーターなどが必要になります。
クラフター(自動作業台)の使い方
クラフターの基本的な使い方
基本的には、作業台のレシピと同じようにスロットに材料を入れてからレッドストーン信号を与えると、自動でクラフトが行われてクラフターの顔の部分から完成品が出ます。
この時、クラフターの顔の前にチェストやホッパーなどがあると、ドロッパーの仕様と同じくそこにアイテムが入ります。
何も作れないレシピの時に信号を与えた場合は何も起こらず、クラフターに材料が入ったままになります。
ホッパーからアイテムを入れることが可能
ホッパーからクラフターに材料を入れた場合は、空のスロットを最優先として、次に数の少ないスロットを優先して、左上から右へ順番に入っていきます。
クラフターのスロットは無効化することが可能で、レシピで決められた形に材料を入れることもできます。
自動装置に接続する場合
自動装置の収穫物から自動クラフトすることも可能ですが、問題なのが「鉄インゴット」を「鉄ブロック」にするなど、レシピが複数あるアイテムの場合の信号の送り方です。
鉄インゴットは、1つで「鉄塊」、2つで「感圧版」というレシピが存在するため、クラフターに連続で信号を送ると鉄ブロックにする前に鉄塊をクラフトしてしまうのです。
そのため、クラフターのスロットがすべて埋まった時のみ信号を送るという回路が必須になります。
また、材料以外のものがクラフターに入ってもダメなので、複数のアイテムを入手できる自動装置ではアイテム仕分け機との組み合わせが必要です。
実際にクラフターを有効活用しようとしてみると、思ったよりも難しいんですよね。
クラフター(自動作業台)の回路の作り方
クラフターの回路を作る時の注意点
クラフターに信号を送る時の注意点として、クラフターに信号を直接送らず、不透過ブロックを通して信号を与えるのが望ましいです。
不透過ブロックとは、「土」や「石」、「木材」などの透過性のないブロックのことです。
反対に、「ガラス」や「氷」、石でも「階段」や「ハーフブロック」などは透過ブロックと呼ばれます。
クラフターは不透過ブロックでもあるので、信号を直接送ると周囲のブロックにも信号を与えてしまい、クラフターに接続しているホッパーを一時停止させてしまいます。
すると、クラフターにアイテムが入っていく速度が低下してしまい、アイテム仕分け機ではアイテムが回収しきれなくなる恐れがあるので注意しましょう。
クロック回路型
レシピが複数無いアイテムの場合、クロック回路で信号を送るのが最もコンパクトで簡単です。
以下はクロック回路の例です。
最もコンパクトなのが、オブザーバーを向かい合わせにした形。
この方法の欠点は、オブザーバーが常に動作し続けるため、ゲームの動作に負荷がかかってしまうこと。
粘着ピストンでオブザーバーを動せばオンオフ切り替えが可能ですが、コンパクトさは失われてしまいますね。
次に、最もよく使われる一般的なクロック回路です。
コンパクトさには欠けるものの、リピーターの遅延を増やすだけで信号速度を変更でき、動作の負荷も少なめです。
そのほか、2列のクラフターに信号を送る場合は、以下のような回路もおすすめです。
ホッパーを向かい合わせに設置し、1つだけアイテムを入れて行き来させ、それをコンパレーターで読み取ることで交互に信号を送れます。
コンパレーター型(基本型)
レシピが複数あるアイテムの場合、クラフターのスロットが埋まった時のみ信号を出してクラフターに動力を送るという回路が必要です。
これには「レッドストーンコンパレーター」を利用します。
レッドストーンコンパレーターには、2本の出っ張りがある側のチェストなどの中身を読み取り、内容量に応じた強度の信号を出すという機能があります。
この機能でクラフターの中身を読み取った場合、スロットが埋まるごとに信号強度が1ずつ増え、最大で9になります。
つまり、クラフターのスロットが埋まって信号強度が9になった時にクラフターに信号が届くようにすればいいということ。
配置としては以下のようになります。
レッドストーンの信号強度はレッドストーンダスト1個ごとに減少するので、ダストを9個ならべてクラフターまで信号を届ければどんな形でもOKです。
また、一列にする場合は以下のようになります。
画像の「閃緑岩」のところは不透過ブロックにし、「ガラス」のところは透過ブロックにする必要があります。
コンパレーター型(比較モード型)
レッドストーンコンパレーターには「比較モード」という機能もあり、それを利用すれば回路をより自由にコンパクトに作れます。
比較モードのコンパレーターに横から信号を送ると、背面からの信号強度より側面からの信号強度が強い場合に、正面に信号が出なくなります。
つまり、クラフターを読み取ってるコンパレーターの横から強度9の信号を送っておくと、クラフターのスロットが埋まって信号強度が9になるまで信号が出なくなるわけです。
実際の配置としては以下のようになります。
横から強度9の信号を与えるのにもクラフターが便利で、上の画像のようにクラフターのスロットをすべて無効にし、それをコンパレーターで読み取って横からの信号にするのがおすすめです。
以下は、横からの信号回路を飛び出さないようにした配置。
こちらは作動させるクラフターの上下左右を1マスしか使っていないので、いろんな自動装置に組み込みやすいかと思います。
このようにコンパレーターの比較モードを利用すれば、いろんな配置で回路を作ることができます。
クラフター(自動作業台)のアイテム仕分け機への接続方法
「骨粉製造機」や「昆布収穫機」などの1種類のアイテムしか入手しない自動装置の場合は、ここまでに紹介した方法で十分かと思います。
しかし、「アイアンゴーレムトラップ」や「ゾンビピグリントラップ」などの複数のアイテムが入手できる自動装置では、アイテム仕分け機に接続してクラフターを使わなければなりません。
ですが、アイテム仕分け機だけでも場所を取っているので、クラフターの回路を作るのに苦戦する人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここではアイテム仕分け機にクラフターを接続する方法をいくつか紹介します。
チェスト3段のアイテム仕分け機の場合
まずは、以下のようなチェスト3段のアイテム仕分け機への接続方法から。
よく見るアイテム仕分け機の回路の作り方ですね。
まず、端のホッパーの隣にスペースが空いていれば、自動クラフトしたいアイテムの仕分けを端にして、先ほど紹介したような回路を作るのが簡単です。
クラフターは上向きで設置し、2段目のホッパーを下向きに変えるのをお忘れなく。
しかし、自動装置の構造上、端のスペースが空いてないこともあるかと思います。
その場合は、次のような回路を作ってみてはいかがでしょうか。
まず、1段目のホッパーをクラフターに変え、クラフターの後ろに「不透過ブロック」、その後ろに「レッドストーンコンパレーター」を設置し、隣の列のリピーターの下を「粘着ピストン」に変えます。
次に、粘着ピストンの前に「オブザーバー」を、背中がクラフターの列の方になるように設置します。
手前の列のアイテム仕分け機を復活させると、上の画像のような配置になります。
あとは、クラフターを読み取ってるコンパレーターの横に強度9の信号を送るだけです。
上のような配置にすると列数を減らせますが、これまで紹介したように横にコンパレーターとクラフターを置いてもいいかと思います。
アイテム仕分け機とクラフターの回路がお互いに干渉しないようにするため複雑な回路になってしまいましたが、スペースがない場合は参考にしてみてください。
チェスト2段のアイテム仕分け機の場合
次に、以下のようなチェストが2段のアイテム仕分け機の場合です。
まず、端のスペースが空いている場合は、チェスト3段のアイテム仕分け機の最初で紹介したような回路で問題ありません。
問題なのはやはり端のスペースがない場合。
チェスト3段のアイテム仕分け機のように回路を作るスペースがないので、アイテム仕分け機の回路の作り方を変えたうえ、床下に回路を作る必要があります。
まず、アイテム仕分け機の回路を以下のような形にします。
この回路でもアイテム仕分け機として機能します。
次に、1段目のホッパーをクラフターに変更し、その上のホッパーを下向きに変え、床下を掘って以下のような回路を作ります。
そして、これまで通りコンパレーターの横から強度9の信号を送ります。
床を掘る必要はありますが、これで左右のスペースを使わずにクラフターの回路を作ることができます。
まとめ
今回は、クラフター(自動作業台)の使い方と回路の作り方について紹介させて頂きました。
クラフターの最大のメリットは、自動装置に接続することでクラフトによる圧縮の手間を無くせて、長時間の放置が可能になることです。
「アイアンゴーレムトラップ」の鉄インゴット、「ゾンビピグリントラップ」の金塊と金インゴット、「昆布収穫機」の乾燥昆布など、さまざまな自動装置で使うことができるので、ぜひ今回紹介した回路を参考にクラフターを使ってみて下さい。
コメント
分かりました!!モンハンも確認させて頂きます(ワイルズ)
サイトの更新よろしくお願いします😀
サイトをできればで良いのでこうしんしてください!!よろしくお願いします!
>>名無しさん
そのように言っていただけるのはとても嬉しいのですが、大変申し訳ありませんが現在はこちらのサイトを本格的に更新する予定はございません。
裏事情的な話になってしまいますが、一応こちらのサイトは個人の仕事のひとつとして運営、およびブログというものを経験するために最初に作ったもので、現在はほかの仕事と並行しております。
そして、今は別の仕事に優先的に力を入れているため、こちらのサイトを更新する時間や余裕がない状態です。
新しい記事を期待して下さってる方には大変心苦しい思いなのですが、ご理解いただけると幸いです。
現時点では、本格的な更新の再開はモンスターハンターワイルズの記事を予定しています。
マイクラの記事を待っている方には申し訳ないのですが、そちらもどうぞよろしくお願いします。