マイクラのサバイバルモードでは、畑で作物を育てることは、食料確保や動物のエサを用意するために序盤で欠かせない作業です。
この記事では、基本的な畑の作り方から効率の良い作物の育て方まで詳しく解説します。
畑を作るのに必要なもの
必要なアイテム
畑を作るのに必要なものは「クワ」「バケツ」「種(作物)」です。
水を運ぶための「バケツ」は、水辺に畑を作れば無くても可能ですが、畑はなるべく拠点の近くに作ったほうがいいので、やはり欲しいところ。
バケツは「鉄インゴット」3個でクラフトできます。
使用頻度も高い道具なので、優先的に作ってもいいでしょう。
畑に植える「種(作物)」の入手方法については以下の通りです。
アイテム名 | 入手方法 |
---|---|
種(小麦) | 雑草を破壊すると稀にドロップ 村の畑やチェスト |
ニンジン | 村の畑やチェスト ゾンビが稀にドロップ ピリジャーの前哨基地や難破船のチェスト |
ジャガイモ | 村の畑やチェスト ゾンビが稀にドロップ ピリジャーの前哨基地や難破船のチェスト |
ビートルートの種 | 村の畑 ダンジョンのチェスト |
カボチャの種 | カボチャからクラフト ※カボチャは村の畑や草原など ダンジョンのチェスト |
スイカの種 | スイカの薄切りからクラフト ※スイカは村の畑やジャングルなど ダンジョンのチェスト |
探索しないと入手できない作物も多いので、まずは雑草から種を入手できる「小麦」から育ててみるのがおすすめです。
作る場所について
マイクラの世界では、作物の成長といった時間が経過する範囲はプレイヤーからの距離によって決まっています。
詳しく説明すると少し難しくなるのでここでは解説しませんが、畑はなるべくプレイヤーが生活する拠点の近くに作ったほうがいいということです。
目安として、統合版の場合は「64マス」以内に、Java版の場合は「192マス」以内に作るといいでしょう。
※シミュレーション距離(演算距離)が初期設定の場合
畑の作り方
畑を作って作物を収穫するまでの手順は以下の通りです。
- 土を耕す
- 種や作物を植える
- 明かりを確保する
- 成長を待って収穫する
- 水の上にハーフブロックを置く(任意)
それぞれ詳しく解説していきます。
土を耕す
まずは、以下の2つの手順で土を耕していきましょう。
- 水を用意する
- クワで土を耕す
水を用意する
クワで土を耕す前に、耕す土の近くに「水」がないと耕した土がすぐ「土」に戻ってしまうため、まずは水を用意しましょう。
水の有効範囲は「縦横斜め4マス」です。
上の画像のように、9×9マスの中央に水を設置したものが畑の基本形となります。
畑の中央を1マス掘り、バケツで水を持ってきて設置しましょう。
バケツが作れない場合は、海や川などの近くに畑を作るのもいいでしょう。
ただし、海や川の近くは「ドラウンド(溺死ゾンビ)」というモンスターが湧きやすいので注意しましょう。
また、『作る場所について』の項目でも解説した通り、拠点から離れた場所に作ると作物が成長しないので注意が必要です。
クワで土を耕す
水を用意できたら、クワで土を耕していきます。
土を耕すには、クワを手に持った状態で地面の「土」または「草ブロック」に向かって「使うボタン(右クリックやZLなど)」を押します。
土を耕すと「耕地」というブロックになり、しばらくすると水によって湿って濃い茶色に変化します。
耕地が湿るのを待たずに次の手順に進んでも大丈夫です。
なお、耕地の上でジャンプする(高所から着地する)と耕した土が元に戻ってしまうので注意しましょう。
種や作物を植える
土を耕したら、種や作物を植えていきましょう。
「小麦」「ビートルード」の場合はそれぞれの種を、「ニンジン」「ジャガイモ」には種がないので作物をそのまま植えます。
植える方法はこれまでと同じく、種や作物を手に持った状態で耕地に向かって「使うボタン」です。
カボチャとスイカの植え方
カボチャやスイカは、ほかの作物と違って種を植えたマスの隣の土系ブロックの上に実がなるという特徴があります。
そして、実を収穫しても茎がそのまま残り、また実が生えてきます。
そのため、カボチャとスイカについてはほかの作物と違う植え方をする必要があります。
例として、9×9マスの畑であれば以下のように植えるといいでしょう。
この時、畑の端っこの2つが畑の外側に実がならないよう、畑の外の地面を土系以外のブロックにしておくと、一列に並んで収穫しやすくなります。
明かりを確保する
夜間や屋内でも作物を成長させるには、明るさ9以上が必要です。
例えば「たいまつ」の明るさは14で、1マス離れるごとに明るさは1減少していくので、6マス離れた作物は育たないということになります。
説明を難しくしてしまいましたが、見た目にこだわりがなければ畑の周りに「たいまつ」をたくさん置いておけば大丈夫です。
成長を待って収穫する
作物は、最大まで成長したものを収穫しないと種しか収穫できなかったり作物が増えなかったりします。
以下の画像は、作物が最大まで成長した状態です。
収穫には道具などは必要なく、「攻撃ボタン(左クリックやZR)」で作物をたたけば収穫できます。
作物の成長速度はある程度ランダムで、畑の植えた場所によっても成長速度が変化します。(後述)
そのため、畑の作物はまばらに成長し、なかなか成長しきらないものも出てきます。
結果として、すべての作物が成長しきるのを待つより、ある程度が成長しきったら収穫してしまうと効率がいいです。
カボチャとスイカの収穫方法
カボチャやスイカの場合は、種から生えた茎は残し、実だけを収穫しましょう。
また、カボチャとスイカは「斧」で攻撃すると素早く回収できます。
※耐久度は消費します。
カボチャは「ハサミ」を手に持って「使うボタン」を押すと、顔をくり抜くことができます。
スイカは「シルクタッチ」のエンチャントが付いた道具で破壊すると、薄切れにせず回収できます。
水の上にハーフブロックを置く
こちらは必須ではありませんが、水を設置しているマスに「上付きハーフブロック」を設置しておくと、収穫で作物が水に落ちたり、自身がうっかり落ちるのを防ぐことができます。
水源に通常のブロックを設置すると水が消えてしまいますが、「ハーフブロック」や「階段ブロック」であれば水が残ります。
効率の良い作物の育て方
基本的な畑の作り方を説明したところで、ここからは作物の収穫効率を上げるための、効率の良い作物の育て方や収穫方法について紹介します。
1列ずつ別の作物を植えると成長が早くなる
作物の成長速度は、畑全体に同じ作物を敷き詰めるよりも、1列ずつ別の作物を植えたほうが早くなるという仕様があります。
ただし、いらない作物を植えてまですると、育てたい作物の栽培数が減ってしまい逆効果になります。
そのため、2種類以上の作物を育てたい場合のみ1列ずつ別の作物を植えるといいでしょう。
正確に言うと、同じ作物が斜めの位置に植えてある、または上下と左右に1つずつ植えてあると、成長速度が半減してしまうという仕様です。
(上記の条件が重複しても半減以下にはなりません。)
これを回避できる植え方が、1列ずつ別の作物を植える方法ということです。
カボチャとスイカも同じ
カボチャやスイカについても同じで、隣の列には別の作物を植えた方が成長が早くなります。
以前の項目でも貼った画像ですが、カボチャとスイカの場合は上の画像のように植えるといいでしょう。
幸運のエンチャントで収穫量UP
一部の作物は、『幸運』のエンチャントがついた道具で収穫すると収穫量が増やすことができます。
「ニンジン」「ジャガイモ」「スイカ」は、そのまま作物の収穫量が増えます。
「小麦」「ビートルート」は、種のみ収穫量が増えます。
「カボチャ」の収穫量は増えません。
周囲の耕地が多いほど成長速度が早くなる
先に言っておくと、こちらはあまり有効活用できる情報ではありません。
作物の成長速度は、作物の周囲8マスの「耕地」が多いほど早くなります。
例えば、畑の角は外側の5マスが耕地でないためかなり成長速度が遅くなり、側面も外側の3マスが耕地でないため成長速度が遅くなります。
しかし、だからと言って畑の外周に何も植えないのは得にはならないため、普通に畑を作るうえではあまり役に立つ情報ではないかと思います。
しいて言えば、持っている「種」の数が少ない場合は、畑の内側に植えたほうがいいことになります。
また、三角形やひし形のような、変わった形の畑は作らないほうがいいでしょう。
カボチャとスイカは実が生成できる場所が多いほど早い
こちらもあまり役立つ情報ではありませんが、知識として紹介しておきます。
カボチャとスイカは、ここまでの作物の成長速度の条件にくわえて、茎の周囲の実が生成できる場所が多いほど実が早く成ります。
しかし、実が生成される方向はランダムなうえ、実が生成された場所は「土」に戻るため、成長が早くなる条件を満たそうとすると植えられる数がかなり少なくなってしまいます。
結論としては、収穫の効率も考えると先ほど紹介したように1列に植えるのがベストだと思います。
効率を重視するなら32×9の畑がおすすめ!
今回、9×9マスの畑を基本形として紹介しましたが、個人的におすすめしたいのが32×9マスの畑です。
畑を大きくしただけではありますが、32×9の畑には以下のようなメリットがあります。
1スタック(64個)に長さを合わせてるので植える時のキリがいい
手に持てる「種」や「作物」は1か所につき64個なので、32×9の畑であれば2列を植えたところでちょうど1スタックがキリよく終わります。
アイテムの持ち変えというのは地味に面倒なので、こういったところに気を配っておくとストレスを減らしつつ作業効率を上げることができます。
植えるのも収穫するのもダッシュしながらできる
9×9の畑では、植えるのも収穫するのも左右に細かく折り返さなければなりません。
しかし、32×9の畑であれば1列が長いので、植えるのも収穫するのもダッシュしながらできます。
結果として、作業時間の短縮ができます。
収穫量が多く、こまめに農作業せずに済む
収穫量が多いのは畑が大きいので当然ですが、こまめに植えたり収穫するのが苦手な人には9×9の畑は物足りないと思います。
別の作業の途中で畑の作業するのは面倒ですし、別の作業に集中していて畑のことを忘れてしまうこともあるでしょう。
そんな人にとっては、9×9の畑では食料や動物のエサの確保が足りなくなるかと思います。
なんにせよ、9×9の畑をいくつも作るよりは32×9の畑を作ったほうが確実に効率が良いのは間違いありません。
拠点の近くに畑を作るうえでも、あとから「畑の大きさが物足りなかったけど建築しちゃってて拡張できない!」と後悔しないよう、はじめから大きなサイズで作ることを想定しておくといいでしょう。
作物の自動収穫について
畑の作物は、レッドストーン装置というものを作ることで自動収穫することも可能です。
ここでは、いくつかの作物の自動収穫機について紹介します。
水流式自動収穫機
ディスペンサーなどで畑に水を流し、収穫を自動化する装置です。
収穫の手間はなくせるものの、植えるのは手動で行わなければならず、「幸運」のエンチャントによる収穫もできないため、個人的にはおすすめ度は高くありません。
また、水流によってアイテム化しない「カボチャ」「スイカ」にも未対応です。
カボチャ&スイカ全自動収穫機
カボチャとスイカの収穫を完全に自動化でき、放置してても集められるようになる装置です。
ネザーに行かないと手に入らない「オブザーバー」が必要なのが難点ですが、装置の構造がそれほど難しくなく、初心者~中級者でも作りやすい装置です。
カボチャやスイカは、村人(農民)と取引して「エメラルド」にできるので、集めて損はありません。
それを放置してても集められるようになるのは嬉しいですね。
村人式全自動農場(畑)
農民の村人を利用することで、畑の作物の栽培から収穫までを完全に自動化できる装置です。
ただし、有用性は高いものの作成難易度が高めで、装置を作る頃には食料問題が解決していることも多いのが難点です。
おわりに
今回は、基本的な畑の作り方と効率の良い作物の育て方について紹介させて頂きました。
畑を作ることができれば、食料確保を安定させつつ、動物にエサを与えて繁殖させることもできるようになります。
ぜひこの記事を参考にして、マイクラのサバイバル生活の基盤になる畑を作ってみて下さい。
コメント
どのサイトより分かりやすくて優しかった。
ありがとうございます
>>名無しさん
ご丁寧にコメントで評価くださりありがとうございます!
励みになります!