マイクラver1.20には「旅路と物語」アップデートという名前がつけられ、数多くの新要素やブロックの追加が予定されています。
すでに「桜バイオーム」や新要素「考古学」についての情報も公開されており、そのほかに「ラクダ」や「スニッファー」といった新しいモブの追加なども発表されました。
今回はこの、マイクラver1.20「旅路と物語」アップデートの事前情報についてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
マイクラ1.20「旅路と物語」のアップデート日はいつ?
マイクラ1.20「旅路と物語」のアップデート予定日は2023年6月8日(木)となりました!
以下は「マインクラフト 日本公式」Twitterのツイートです。
新しいバイオームの追加
新しいバイオーム(地形)として、見た目にも美しい「桜バイオーム」の実装が発表されています。
桜バイオーム
桜バイオーム(cherry_grove)は、桜の木に桜の花が咲き乱れ、桜の花びらが舞い散る美しいバイオームです。
桜バイオームは温帯の山岳系バイオームで、暖かい地域の標高の高いところに生成されます。
桜の木からは新しいブロックの『サクラの原木』が入手でき、これまでの木材と同じように様々なアイテムにクラフトすることができます。
バイオームの美しさもさることながら、ピンクでかわいい木材が登場するということで、ver1.20アップデートの中でも注目の追加要素です。
新しい構造物の追加
新しい構造物としては、新要素『考古学』に関連するものとして「旅路の遺跡」が実装予定です。
旅路の遺跡
旅路の遺跡(Trail Ruins)は、新要素『考古学』に関連する構造物です。
川や海、洞窟の帯水層の近くに生成され、一部が地表に露出していることがあるものの、そのほとんどが埋もれた状態になっています。
この旅路の遺跡には「怪しげな砂」や「怪しげな砂利」といった新しいブロックが数多く生成されます。
それを新アイテムの『ブラシ』ではらうことで、『壺の欠片』『鍛冶型』といった新しいアイテムが入手できます。
新しく追加されるモブ
新しく追加されるモブとして「ラクダ」と「スニッファー」の情報が公開されています。
ラクダ
ラクダ(camel)は、新しく追加される搭乗可能なモブで、砂漠の村に1匹ずつスポーンします。
ウマよりも移動速度は遅いですが、2人乗りが可能であり、背が高いためゾンビなどの一部の敵の攻撃が届かないという特徴があります。
また、ウマは縦方向へのジャンプができましたが、ラクダは横方向への飛距離があるジャンプが可能となっています。
ちなみに、ラクダは『サボテン』で繁殖可能です。(2匹必要)
スニッファー
スニッファー(Sniffer)は、モブ投票2022で選ばれた友好モブです。
スニッファーは昔に絶滅してしまったというモブで、自然にスポーンすることはありません。
海底遺跡にある「怪しげな砂」にブラシを使うことで低確率で『スニッファーの卵』を入手でき、それを孵化させることでスポーンします。
『スニッファーの卵』は、設置してから約20分ほど待つと孵化します。
また、苔ブロックの上に設置すると孵化までの時間が半分になります。
スニッファーは植物の種を見つけることができるモブで、地面から『トーチフラワーの種』『ウツボカズラのさや』といった、新しい植物のタネを掘り起こすことがあります。
このスニッファーは『トーチフラワーの種』で繁殖可能です。(2匹必要)
新しく追加されるブロックとアイテム
新しく追加されるブロックやアイテムは数多くありますが、中でも「桜ブロック」「竹ブロック」は装飾ブロックとして注目度が高く、防具の見た目を変更できる「鍛冶型」というアイテムも登場します。
桜ブロック
新バイオーム「桜バイオーム」にある『サクラの原木』は、これまでの木材と同じように様々なブロックにクラフトできます。
これまでの木と同じように『サクラの苗木』もあるので、植えて育てて原木を収集することも可能です。
ちなみに、サクラの苗木は行商人が取引していることもあるので、桜バイオームが見つからない時は行商人の取引内容もチェックしてみましょう。
竹ブロック
竹といえば、これまで『足場』を作るか装飾にするくらいでしたが、ver1.20から竹をブロックとしてクラフトできるようになります。
竹9個で『竹ブロック』がクラフトでき、その竹ブロックから『竹の板材』2個が作れます。
そして竹の板材からは、ほかの木材と同じように『ドア』『トラップドア』などが作れるようになります。
さらに『模様付きの竹の板』も追加され、そちらでも『ドア』や『階段』が作れます。
また、ほかの木材における「ボート」と同じ、『いかだ』も登場します。
飾り壺
飾り壺(Decorated Pot)は、新要素『考古学』に関連する装飾ブロックです。
新アイテムで20種類ある『壺の欠片』と『レンガ』からクラフトでき、欠片の種類とクラフトの配置によって模様が変わるようになっています。
例えば、クラフト画面の9マスの上下に『壺の欠片』、左右に『レンガ』を配置してクラフトすると、手前と裏側に壺の欠片の模様がつき、左右は無地になります。
ちなみに、レンガだけで作ることもできて、その場合は模様のない壺になります。
ブラシ
ブラシ(Brush)は、新要素『考古学』に欠かせないアイテムです。
新たな構造物「旅路の遺跡」のほか、「ピラミッド」「砂漠の井戸」に生成されるようになる『怪しげな砂』や『怪しげな砂利』にブラシを使うと、中に埋もれているアイテムを入手できます。
ブラシには耐久値があり、エンチャント本で「耐久力」「修繕」の2つのエンチャントのみ付与することができます。
つり下げ看板
つり下げ看板(Hanging Signs)は、天井や壁、柵などに吊るして設置できる新しいタイプの看板です。
通常の看板と同じく向きを斜めにすることも可能で、種類(カラー)もすべての木材で作れます。
上のスクリーンショットのようにお店などにも合いますし、通常の看板と違う雰囲気が出せるのが良いですね。
ちなみに、通常の『看板』も合わせて仕様変更されますが、裏表に文字を書けて、設置しなおさなくても文字の編集が可能です。
模様入りの本棚
模様入りの本棚(Chiseled Bookshelf)は、これまでの本棚とは違う、特別な機能のある本棚です。
この模様入りの本棚は、実際に『本』『エンチャントした本』『本と羽ペン』といった本のアイテムを、最大6冊まで出し入れ可能です。
また、側面と裏面にはそれぞれ別の模様がついており、設置する向きによって装飾としても使えるようになっています。
さらに、模様入りの本棚に入っている本の数は「レッドストーンコンパレーター」で検知可能で、本の数によって動作する装置なども作れます。
鍛冶型
鍛冶型(Smithing Template)は、防具の模様を変更できるアイテムです。
鍛冶型は全部で17種類あり、各ダンジョンのチェストや、旅路の遺跡の「怪しげな砂/砂利」から入手できます。
鍛冶型は使用するとなくなってしまいますが、クラフトで複製することが可能です。
ただし、『ダイヤモンド』を7個も必要とするので注意が必要です。
鍛冶型の使い方としては、鍛冶台に『鍛冶型』『防具』『好きな鉱石』を入れて装備を強化します。
この時、入れた鉱石の種類によって、模様の色を変化させることができます。
ウツボカズラとトーチフラワー
ウツボカズラ(Pitcher Plant)とトーチフラワー(Torchflower)は、新モブ「スニッファー」が発見することのある古代の植物です。
どちらの種も、小麦のような作物と同じように耕地にのみ植えることが可能で、
ウツボカズラは5段階、トーチフラワーは3段階まで成長段階があり、最大まで成長した時に収穫できます。
ちなみに、骨粉を使って成長を早めることも可能です。
校正されたスカルクセンサー
校正されたスカルクセンサー(Calibrated Sculk Sensor)は、検知する振動(音)を限定できる機能のあるスカルクセンサーです。
『アメジストの欠片』3個と『スカルクセンサー』から作ることができます。
この校正されたスカルクセンサーは、レッドストーン信号を受け取っていると、その信号強度と同じ信号の強さを出力する振動のみを検知するようになります。
言葉にするとややこしいですが、信号強度を調整すると検知する振動を限定できる、とだけ覚えておけば問題ありません。
記事や動画を見ながら装置を作る場合はそちらで解説してくれると思いますし、自分で装置を作る方はこれを機会に信号強度について学んでみるのも面白いですよ。
ちなみに、信号強度によって検知する振動については、
スカルクセンサー – Minecraft Wiki の「振動の振幅」の項目から「1.20以降」を開くとご覧いただけます。
ピグリンの頭
ピグリンの頭(Piglin Head)は、これまでにもあった『クリーパーの頭』などと同じように、ピグリンが帯電クリーパーの爆発で倒されることによって入手できるアイテムです。
装飾品として設置できるほか、装備品として頭に装備することも可能です。
装備をするとピグリンに見つかりにくくなるという効果もありますが、金装備をつけた方が安全性は高いかと思います。
ちなみに、設置した場合にレッドストーン信号を与えた時と、装備をした時に、耳がピクッと動きます。
新しいレコード「Relic」
新しいレコード(音楽ディスク)として、「Aaron Cherof – Relic」が追加されます。
このレコードは、旅路の遺跡の「怪しげな砂/砂利」から入手可能です。
Aaron Cherof – Relic – Youtube Music
リンクを開くと音が出ます。ご注意ください。
新しいスポーンエッグ
クリエイティブモードで入手できるスポーンエッグに、以下の6つが追加されます。
- ラクダ
- アイアンゴーレム
- スノーゴーレム
- スニッファー
- エンダードラゴン(コマンド限定)
- ウィザー(コマンド限定)
ただし、エンダードラゴンとウィザーのスポーンエッグに関しては、気軽に使えると地形が破壊されまくったり重くなりすぎたりするためか、コマンドからしか入手できないようになっています。
エンダードラゴンのスポーンエッグを入手するコマンド
/give @s ender_dragon_spawn_egg
ウィザーのスポーンエッグを入手するコマンド
/give @s wither_spawn_egg
システムの変更
追加されて嬉しいシステムの変更がたくさんありますが、ネザライト装備が作りにくくなるといった直接的にはマイナスのシステム変更もあります。
ネザライト装備の素材変更
ネザライト装備の必要素材に『鍛冶型』が追加され、ネザライト装備の作成がこれまでよりも難しくなります。
これまでネザライト装備は「ダイヤモンド装備」+「ネザライトインゴット」で作ることができましたが、ver1.20以降はさらに『ネザライト強化用鍛冶型』が必要になります。
この『ネザライト強化用鍛冶型』は、ネザーにある「砦の遺跡」(ピグリン要塞)のチェストから入手できます。
ほかの鍛冶型と同じように複製は可能ですので、入手したら必ず複製をして、予備のある状態でネザライト装備を作るようにしましょう。
とはいえ、砦の遺跡を攻略しなければならないうえ、鍛冶型の複製はダイヤモンドを7個も消費するので、ver1.20アップデートが来る前にネザライト装備を作っておきたいですね。
盾の模様が変更できるようになる(統合版)
Java版ではすでに可能でしたが、ver1.20から統合版でも盾の模様が変更できるようになります。
『盾』と『旗』をクラフトすることで、盾に旗貼り付けることができます。
もちろん、織機で作ったオリジナルの模様でも可能です。
スカルクセンサーの共鳴
スカルクセンサーの隣にアメジストブロックを設置すると、アメジストブロックが共鳴して離れた場所にあるスカルクセンサーにも振動が伝わるようになります。
ちなみに、Java版ではスカルクセンサーの隣だけでなく、上下にアメジストブロックを設置しても共鳴します。
(統合版でも同じ仕様になる可能性はあります。)
看板の仕様変更
看板の裏表両方に文字が書けるようになり、設置しなおさなくても文字が編集ができるようになります。
また、『ハニカム』を使うことで文字の編集をできないようにできます。
新しく追加される『つり下げ看板』も同様です。
モブの頭で音を出せるようになる
音符ブロックの上にモブの頭を乗せると、音符ブロックからそのモブの鳴き声や音が出るようになります。
ちなみに、「ゾンビ」「クリーパー」「スケルトン」「ピグリン」の頭は、帯電クリーパーの爆発で倒すことで入手可能。
「ウィザースケルトンの頭」はウィザースケルトンが低確率でドロップ。
「ドラゴンの頭」はエンドにあるエンドシップで入手可能です。
まとめ
ここまで紹介したマイクラver1.20「旅路と物語」アップデート内容を以下にまとめました。
- 「桜バイオーム」「旅路の遺跡」の追加
- 新しい乗り物「ラクダ」の追加
- 植物を見つける友好モブ「スニッファー」の追加
- 「桜ブロック」「竹ブロック」および建材の追加
- 20種類の模様がある「飾り壺」の追加
- 「怪しげな砂/砂利」からアイテムを発掘する「ブラシ」の追加
- 「つり下げ看板」の追加および看板の仕様変更
- 本の出し入れが可能な「模様入りの本棚」の追加
- 防具の見た目を変更できる「鍛冶型」の追加
- スニッファーが見つける植物「ウツボカズラ」「トーチフラワー」の追加
- 検知する振動を限定できる「校正されたスカルクセンサー」の追加
- 「ピグリンの頭」の追加
- スポーンエッグ6種類の追加
- ネザライト装備の作成難易度が上昇
- 盾の模様変更が可能になる
- アメジストブロックでスカルクセンサーが共鳴するようになる
- モブの頭で音が出せるようになる
やはり注目は「桜バイオーム」および「桜ブロック」の追加でしょうか。
これをきっかけに拠点を引っ越したり、新しく拠点を作る人も多いことでしょう。
また、「ブラシ」を使う新要素『考古学』は、かなりのやり込み要素になりそうです。
20種類の「壺の欠片」を集めたり、17種類の「鍛冶型」を集めたり、たくさん冒険することになりますね。
ネザライト装備の仕様変更については、すでにネザライト装備は揃えていますが、アップデート前にスペアも作っておこうかなと思います。
「校正されたスカルクセンサー」や「スカルクセンサーの共鳴」は、新しい装置の予感を感じてワクワクしますね。
やることがたくさんになりそうなので、今すでにある要素を遊び尽くしながら、マイクラver1.20「旅路と物語」アップデートを楽しみに待ちたいと思います。
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