水流エレベーターといえば、マイクラで高速の上下移動ができる便利な装置。
今回はその中でも、ビルやタワーのような階層のある建物で、2階や3階などの途中で降りられる「ストッパー付き水流エレベーター」をご紹介します。
大型の回路などは不要で、手軽に作れる仕組みとなっていますので、ぜひご覧になってみてください。
ストッパー付き水流エレベーターの概要
まずは、今回紹介する「ストッパー付き水流エレベーター」がどのような装置なのか紹介します。
一般的な水流エレベーターは、基本的に途中で降りることは想定されていません。
途中で降りられるようにするには、降りたい場所の横に穴を開けて飛び降りるか、以下の画像のように別の列に水流エレベーターを用意する必要があります。
もちろんこれでも問題ないのですが、横幅を取ってしまうのと、エレベーター感が減ってしまうのが欠点です。
そこで今回提案するのが以下のような形。
水流エレベーターを上がってくると、粘着ピストンから伸びたソウルサンドに頭がつかえて止まります。
そのままその階でも降りられますし、上に行く場合は少し横にズレて感圧版を踏むと、粘着ピストンが縮んでソウルサンドがずれ、上に昇れるようになります。
下りについては、以下のようにトラップドアを使っています。
落下ダメージをなくすための水は、トラップドアの上に置いてしまうと降りづらくなってしまうので、穴の上に設置しています。
これでも落下ダメージはなくなります。
以上が、今回紹介するストッパー付き水流エレベーターの概要です。
ストッパー付き水流エレベーターを作るのに必要なもの
必要なアイテム
ストッパー付き水流エレベーターを作るのに必要なアイテムは以下の通りです。
※必要数はエレベーターから降りる階ひとつあたりの量です。また水流エレベーターの本体を作るのに必要なアイテムは含まれません。
アイテム名 | 必要数 | 入手方法(クラフト) | 備考 |
---|---|---|---|
ソウルサンド | 1 | ネザー | |
ハーフブロック | 2 | 木材や石材からクラフト | |
トラップドア | 7 | 木材6 = 2 | |
粘着ピストン | 1 | スライムボール+ピストン | |
ターゲット | 1 | レッドストーンの粉4+干し草の俵 | |
レッドストーンのたいまつ | 1 | レッドストーンの粉+棒 | |
重量感知版 | 8 | 木材や石など2 | 鉄(重)や金(軽)は不可 |
額縁 | 5 | 棒8+革 | |
レッドストーンの粉 | 14 | 採掘・村人(司祭)と取引 | |
水入りバケツ | 3 | バケツは鉄の延べ棒3 |
ストッパー付き水流エレベーターの作り方
ソウルサンドの左右に水を入れる場所を作る
まずはソウルサンドでエレベーターの穴をふさぎ、その左右に水を入れる場所を作っていきます。
水流エレベーターから降りたい場所の下2段のブロックを壊し、下から3段目のエレベーターの穴に『ソウルサンド』を設置して穴をふさぎます。
ソウルサンドの左右両方に『下付きハーフブロック』を設置し、そのハーフブロックを囲むように『トラップドア』を設置します。
ハーフブロックの代わりに内側向きの階段でも大丈夫です。
いま水を入れると次の工程で水が漏れてきてしまうので、水は後ほど入れましょう。
ソウルサンドをずらすための粘着ピストンを設置する
ソウルサンドを横にずらすため、デフォルトが伸びた状態の粘着ピストンを設置していきます。
ソウルサンドから1マス空けた場所に、ソウルサンドの方に伸びるように『粘着ピストン』を設置します。
粘着ピストンの下に『ターゲット』と『レッドストーンのたいまつ』を設置します。
これで、粘着ピストンが伸びた状態がデフォルトになりました。
水が漏れないようにしてターゲットまで信号を繋ぐ
次に、水流エレベーターから水が漏れてこないよう、基本的な水流エレベーターと同じく穴の周りの上下に、水をせき止めるアイテムを設置していきます。
今回は、下側にはターゲットに動力を送るための『重量感知版』、上側には伸びたピストンにも貼り付けられる『額縁』を設置します。
額縁の代わりとしては、トラップドアやフェンスゲートなど、空中に設置できるものも使えます。
そして、すべての重量感知版からターゲットまで信号が行くよう、画像のように『レッドストーンの粉』を設置します。
ソウルサンドの左右とエレベーター内に水を入れて完成
回路を作り、エレベーターから水が漏れないようにできたところで、ハーフブロックのマスに『水入りバケツ』で水を設置します。
ハーフブロックに向かって水入りバケツを使えば、ハーフブロックのマスに水を設置できます。
左右両方に水を設置できたらトラップドアは閉じておきましょう。
あとは基本的な水流エレベーターと同じです。
一番上から水を流し、下から『昆布』を伸ばして、エレベーターの下に『ソウルサンド』を置きます。
ただし、ソウルサンドがエレベーターを塞いだままだと作業ができないので、ターゲットの上の『レッドストーンのたいまつ』を一旦外しておきます。
上から水を流し、下から昆布を伸ばします。
そして、エレベーターの下のブロックを『ソウルサンド』に置き換えます。
エレベーターの下のソウルサンドが設置できたら、最後に先ほど一旦外したターゲットの上の『レッドストーンのたいまつ』を置きなおします。
これで、ストッパー付き水流エレベーターの完成です。
エレベーターの下りの作り方
エレベーターの下りについては、装置の概要でも紹介した通りトラップドアを使います。
注意点として、重量感知版の下は『不透過ブロック』でないと、トラップドアに信号が送られず開きません。
不透過ブロックとは、「土」や「石」、「木材」などの透過性のないブロックのことです。
反対に、「ガラス」や「氷」、石でも「階段」や「ハーフブロック」などは透過ブロックと呼ばれます。
落下ダメージをなくすための水は、床から4マス目に設置し、その下にボタンや額縁などの水をせき止めるブロックを設置します。
これで上りと同じように、上から落ちてきたらそのままその階で降りてもいいですし、横にずれて感知版を踏めば、トラップドアが開いて下に降りられるようになります。
ストッパー付き水流エレベーターのアレンジ
回路を隠す場合
「床がレッドストーンの粉まみれで気になる…」という方は、カーペットを使うと簡単に回路を隠すことが可能です。
その場合、まずは『ターゲット』と『レッドストーンのたいまつ』の高さを1段下げ、レッドストーンのたいまつの上に『不透過ブロック』を設置します。
あとは同じくターゲットに信号を送れればいいので、レッドストーンの粉も1段下げて設置していきます。
この時、感圧版の下のブロックを『ウール』に変えておくと良いでしょう。
あとはレッドストーンの粉の上を『カーペット』で塞ぎます。
違和感がないとは言いませんが、レッドストーンの粉まみれの床よりは見栄えが良くなると思います。
上りと下りを併設する場合
今回の装置の仕掛けはソウルサンドの周囲3方向しか使っていないので、空いているもう1方向に下りを併設することも可能です。
作り方は、冒頭でも紹介した水流エレベーターの作り方の記事で紹介させて頂いてる「上りと下りを繋げる方法」が基礎となっています。
この作り方の注意点として、感圧版からターゲットまでの回路に『レッドストーン反復装置』を設置し、最低2回クリックして遅延を2以上にしてください。
これをしないと、感圧版から離れたあとピストンが戻るまでが早すぎて、上に昇っている途中でソウルサンドに押し出されてしまうことがあります。
この方法であればエレベーターの上下をよりコンパクトに作ることができ、昇るのを途中で止めて降りたりすることも可能です。
おわりに
今回は、階層の途中で降りることができるストッパー付き水流エレベーターの作り方を紹介させて頂きました。
ビルやタワーのような階層のある建物、ブランチマイニング場、トラップタワーなど、便利に使えそうな場所があればぜひ導入してみてください。
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