この記事では、『風来のシレン6 とぐろ島探検録 』の基本的な攻略法やテクニックについて紹介します。
不思議のダンジョン(ローグライクゲーム)の経験があまりなく、メインストーリーがクリアできないという人は参考にしてみてください。
風来のシレン6の操作は十字キーがおすすめ
最近はスティックで操作するゲームが多いですが、マス目のゲームである風来のシレン6は十字キーでの操作がおすすめです。
ダンジョン内の移動をスティックで操作すると、思わぬところでナナメ移動が出てしまい、モンスターから攻撃されたり罠を踏んだりして危険です。
ダンジョン外の操作はスティックでも問題ありませんが、基本的には十字キーで操作するようにしましょう。
ナナメ移動は必須テクニック!最短移動をできるようにしよう
ナナメ移動のメリット
初心者にとって難しく、しかし風来のシレンの必須テクニックなのが「ナナメ移動」です。
ナナメ移動で部屋の中などを最短距離で移動すると、以下のようなメリットがあります。
例えば、縦5マス横5マスと移動するのと、ナナメに5マス移動するのでは、消費ターン数が2倍も違ってきます。
たかが数ターンの違いと思うかもしれませんが、ひとつのダンジョン攻略でも積み重なっていくと大きな違いになります。
また、通路まで下がってモンスターと戦う時や、モンスターから逃げる時など、モンスターもナナメ移動を使って最短移動をしてきます。
こちらも最短移動をしないと、攻撃を食らいながら通路まで下がることになったり、距離を詰められてしまうので、しっかりナナメ移動を使っていきましょう。
ナナメ移動のやり方
風来のシレン6では、「Rボタン」を押しておくとナナメ方向にのみ移動できるようになります。
慣れるまでは操作に時間もかかって大変ですが、Rボタンでナナメ移動するクセをつけていけば、いずれナナメ移動したい時に自然とRボタンを押せるようになります。
繰り返しになりますが、ナナメ移動は風来シレンにおける必須テクニックなので、面倒だと諦めず実践していきましょう。
最初は「えっと~、Rを押して~」と時間がかかって面倒に感じると思いますが、やらないといつまでも慣れないので挑戦していきましょう。
水辺や崖ふちもナナメ移動できる
少しわかりにくいですが、水辺や山の崖ふちなどの角部分なども、ナナメ移動ができるので確認しておきましょう。
このようなマップでは、モンスターも水辺や崖ふちをナナメ移動し、ナナメから攻撃もしてくるので注意しましょう。
ピンチの時こそ立ち止まって考えよう
風来のシレン6は、いわゆるターン制のダンジョンRPGです。
プレイヤーが1ターン行動するとモンスターも1ターン行動するのが基本で、プレイヤーが行動しなければモンスターも行動しません。
初心者にありがちなのが、モンスターがたくさんいるなどして「やばい!」と思った時に、逃げるようにすぐ行動をしてしまうことです。
これは人間の心理的には自然な行動なのですが、ターン制である風来のシレンではこれが悪手になります。
ピンチの時こそ立ち止まってじっくり考える、さらに言えばピンチになりそうな時にピンチにならないように立ち止まって考えることが大切です。
アクションや対戦ゲームでは考えられませんが、「やばいかも…」と思ったらコントローラーを操作しないのがローグライクのコツです。
シレンの攻撃は外れることを想定しよう
初心者がよくやりがちなのが、次に攻撃を外したら負けるという状況で攻撃をしてしまうことです。
確かに、シレンの攻撃は基本的に命中する確率の方が高く、人によっては「大丈夫でしょ!」と攻撃しがちかもしれません。
しかし、風来のシレンのような倒れたら最初からになるゲームでは、負ける確率が1%でもある行動はなるべく避けていくべきです。
右下のメッセージログを見て、モンスターから受けたダメージを確認しておきましょう。
(モンスターからのダメージには一定範囲のブレ幅があるので注意)
なお今作は、移動などのターン経過によるHP回復速度が早いので、序盤は「攻撃されたら歩いて下がって回復する」というのが基本戦術になります。
ただし、移動には罠を踏むリスクや挟み撃ちにされるリスクがあるので、アイテムが増えてきたらピンチはアイテムで確実に解決するようにしていきましょう。
また、必中でないアイテムなどは「次に攻撃を外したら負ける」という状況になる前に使い、ピンチを確実に解決できるアイテムの温存に繋げていきましょう。
罠の警戒と罠チェックについて
風来のシレン6には数種類の「罠」があり、罠のあるマスを踏むと確率で罠が作動し、基本的にプレイヤーにとってマイナスの効果が発生します。
罠は踏むことで見つかるほか、罠のあるマスに向かって攻撃をすることでも見つかります。
この、罠があるかもしれないマスに向かって攻撃を素振りすることを「罠チェック」と言います。
寝てるモンスターやアイテムに近づく時は罠チェック
基本的に、寝てるモンスターに近づいて倒そうとする時は一歩手前を罠チェックしてから接近しましょう。
これは、モンスターの一歩手前に「睡眠」や「混乱」の罠があった場合、危険な状態になってしまうのを避けるためです。
また、落ちているアイテムを拾いに行く時に、一歩手前を罠チェックをしておくのもいいでしょう。
こちらは必須というほどではありませんが、「爆発」の罠があった時のアイテム消滅を避けることができます。
罠チェックは、部屋を移動する時に通る道すべてをチェックするのが理想とされますが、さすがにそこまでやるのは面倒という人は、この2点だけでも罠チェックをすると良いでしょう。
モンスターに接近する時の罠チェックは習慣づけていきましょう。些細かもしれませんがダンジョンでの事故率を下げられます。
移動による罠のリスクを考えよう
「モンスターに追われて逃げる時」「モンスターを通路まで引きつけたい時」「モンスターと遭遇して接近する時」など、通ったことのない道には罠を踏むリスクがあることを考えましょう。
睡眠の罠のようにモンスターと組み合わさると危険なものもあるので、モンスターが近くにいる時はなるべく通ったことのない道を移動しないようにしましょう。
また、遠距離から攻撃してくるモンスターは別ですが、接近してくるモンスターにはこちらから近づかず、引きつけて倒すのを基本にしましょう。
少しわかりづらいですが、ミニマップには自分が通った事のある道が色違いで表示されるので、それを頼りに移動すれば罠を踏むリスクを大きく減らせます。
モンスターが複数の場合は通路まで引きつけて1匹ずつ倒す
部屋などでモンスターが複数いる場合や、モンスターとの戦闘中にほかのモンスターが来た場合などは、基本的には通路まで引きつけて1匹ずつ戦いましょう。
複数のモンスターに囲まれながら戦うと、同時に攻撃されて多くのダメージを受けてしまいます。
ただし、通路まで下がる時はナナメ移動を使って最短距離を移動し、なるべく移動したことのあるマスを通って罠を踏まないようにしましょう。
また、遠距離攻撃をしてくるモンスターに対して無理に下がろうとすると余計にダメージを受けたり、モンスターの中にはその場ですぐに対処すべき厄介な特殊能力を持った敵もいます。
そういった場合は、この限りではなくアイテムなどを使って対処しましょう。
寝てるモンスターは部屋を出入りすると起きる
部屋で寝てるモンスターは、プレイヤーが部屋を出入りした時に起きる可能性があります。
そのため、部屋で寝てるモンスターをそのままにして通路に進むと、寝ていたモンスターが起きて追跡してくる可能性があります。
そのまま通路を進んでモンスターに遭遇すると挟み撃ちにされてしまうので、部屋で寝ているモンスターはしっかり倒してから進むといいでしょう。
ミニマップをよく見て状況を確認しよう
通路から部屋に入った時や、部屋で行動をしている時などは、ミニマップをよく見るようにしましょう。
ミニマップを見ることで、部屋の構造、モンスターの位置や数などをいち早く認識することができます。
また、部屋でモンスターと戦っている時なども、ミニマップを見て通路から入ってくるモンスターがいないかチェックしておかないと、思わぬモンスターの増援でピンチになるかもしれません。
ちなみに、部屋内で「右スティック」を操作すると、部屋内を見渡すことができます。
ミニマップに映っているモンスターがどんな敵かも確認できるので、活用して先手を打っていきましょう。
モンスターの特徴と危険性を正しく理解しよう
特殊能力を使われてからでは手遅れなモンスターもいる
風来のシレン6には、さまざまな特徴や特殊能力を持ったモンスターが出現します。
中には、特殊能力を使われてからでは手遅れになる、極めて危険なモンスターも存在します。
ストーリーダンジョンの『とぐろ島』では、「鬼面武者(ぼうれい武者)」「スーパーゲイズ」「天狗面山伏」「めまわし大根」のほか多数がこれに該当します。
このようなモンスターに対して、「たまに特殊能力を使うだけだし普通に戦ってもいいか」とか「とりあえず戦って特殊能力を使われたら考えよう」といった考えは非常に危険です。
特殊能力を使われた結果、最初から対応していれば使わずに済んだアイテムを使うことになったり、巡り巡って倒されるところまで行ってしまうことも珍しくありません。
特殊能力を使われることを想定し、自分が攻撃を外すことを想定し、特殊能力を使われた場合どのような最悪の結果がありえるか想定し、しっかりアイテムを使って対処しましょう。
また、このような危険な特殊能力モンスターがいる階層は見て回るのも危険なので、階段を見つけたらすぐに進んでしまうのも手です。
後に影響の残るモンスターもアイテムを使って対応しよう
特殊能力を持つモンスターの中には、装備の強化値を減らしてきたり、手持ちのアイテムを変化させたり、ちからを下げてきたりするモンスターがいます。
このようなモンスターは、その場での危険性はなくとも後のダンジョン攻略に影響を及ぼしてしまう可能性があります。
こういった相手にもアイテムはケチらず使い、なるべく攻撃を受けないようにすることが大切です。
もののけ手帳を活用しよう
風来のシレン6では、一度でも戦ったことのあるモンスターは「もののけ手帳」にデータが登録され、メニューから「手記」→「手帳袋」→「もののけ手帳」から見ることができます。
正直なところ手帳の説明だけでは能力を把握しきれないモンスターもいますが、モンスターと戦って手帳に登録されたら確認するようにしましょう。
初心者の冒険失敗の原因の多くには、特殊能力を持つモンスターの危険性を把握できておらず、しっかり対処ができていないことにあります。
画面外で特殊能力を使ってる場合もあるので、メッセージログ(Y+Bボタン)もあわせて確認しましょう。
「巡回降り」「即降り」「稼ぎ」を使い分けよう
風来のシレン6では、階段の進み方として「巡回降り」「即降り」「稼ぎ」の使い分けが重要です。
これを知っていて意識できるかどうかで、とくに難しいダンジョンはクリア率が大きく変わってきます。
巡回降り
巡回降りとは、マップを埋めるようにフロア全体を見て回り、落ちているアイテムをすべて確認してから階段を進むことを言います。
アイテムをしっかり回収しつつ満腹度を余分に消費しない、最もオーソドックスな階段の進み方です。
危険度の高いモンスターがいない階層かつ、食料にそれほど余裕がない場合に、この巡回降りが推奨されます。
即降り
即降りとは、階段を見つけたらフロアを見て回らずに階段を進むことを言います。
前の項目にも書いたような危険度の高いモンスターがいる階層や、ゴールが近くて逃げ切りが狙える場合などに、この即降りが推奨されます。
モンスターとあまり戦わないため経験値が入らないデメリットはありますが、それよりも危険を避けることやアイテムを消費しないことの方が大切なことも多いです。
ちなみに「アイテムが少ないから危険でも見て回る」と巡回したくなるかもしれませんが、じつはアイテムの入手頻度だけでいうと、巡回降りと即降りは全く変わりません。
言葉でなんと説明したらいいか難しいのですが、フロアを見て回るのもすぐに階段を降りるのも、ターン経過による部屋を見る頻度は変わりません。
そのため、アイテムが少ないという理由で巡回するのは得策ではなく、むしろアイテムの消耗数を増やしてしまう可能性があるので注意しましょう。
稼ぎ
ここで言う「稼ぎ」とは、なるべく風が吹くまで階層でターンを経過させ、モンスターを倒して経験値やアイテムを稼ぐことを言います。
経験値の高いモンスターがいる場合や、アイテムのドロップ率が高いモンスターがいる場合などに、この稼ぎが推奨されます。
ただし、危険なモンスターが少なく、食料に余裕がある、もしくは階層のモンスターの特性から食料が確保しやすい、などが前提条件です。
稼ぎは、もちろん稼げるだけ稼いでレベルを上げていったほうがダンジョンを攻略しやすくなるのは言うまでもありません。
ですが、どちらかというと即降りに対するリカバリーの意味合いが強く、即降りによって稼げない経験値や消耗するアイテムを補う目的があります。
食料の問題もあり、稼げそうな階層ですべて稼ぐというのは難しいため、ダンジョンの適切な階層で稼ぐことが重要です。
「巡回降り」「即降り」「稼ぎ」のまとめ
「巡回降り」「即降り」「稼ぎ」の使い分けのまとめとしては以下のようになります。
すべての階層を巡回降りしてるだけではダンジョンのクリア率を安定させることは難しいので、階層のモンスター構成などを見て、これらの階段の進み方を使い分けましょう。
ストーリーダンジョンである『とぐろ島』でも、階層ごとのモンスター構成がこの3種類の階段の進み方を意識して作られているように思います。
とぐろ島(1F~30F)の階段の進み方については『とぐろ島の攻略記事』の方で解説しているので参考にしてみてください。
まとめ
今回は、『風来のシレン6 とぐろ島探検録』の基本的な攻略法やテクニックについて紹介させていただきました。
風来のシレンなどのローグライクゲームは、アイテムなどの運要素が強いように感じるかもしれませんが、なるべく最適な行動をしていくことでクリア率を上げていくことが可能です。
面倒でやってなかった行動、意識できてなかったテクニックなども、じつはアイテムの消耗数などを増やしてダンジョンのクリア率を下げていたということもあります。
今回紹介したテクニックは、慣れれば自然にできるようになることがほとんどだと思うので、積極的に意識していってみてください。
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