今回はマイクラで高速の上下移動ができる水流エレベーターの作り方を解説します。
ですが、普通に水流エレベーターの作り方を紹介しても他の方の解説と同じになってしまうので、今回はいろんなアレンジも紹介していきます。
水流エレベーターのデザインや利便性は、工夫次第でいろいろなアレンジができます!
水流エレベーターとは?
水流エレベーターはネザーで入手できるブロック『ソウルサンド』の特性を生かしたエレベーターです。
『ソウルサンド』は水中に置かれると泡を発し、上にあるものを高速で浮かばせる効果があります。
この性質を利用してプレイヤーを一気に上まで運んでもらうわけです。
ソウルサンドから出る泡の中では呼吸もできるので窒息の心配もありません。
ちなみに下りについては、水流エレベーターの隣に落下穴を作り、着地点に水を置いて落下ダメージをなくすというのが一般的です。
もしくはソウルサンドとは逆の性質を持つ『マグマブロック』を使い、水の中を沈んでいくという方法もあります。
水流エレベーターを作るのに必要なアイテム
基本的な水流エレベーターを作るのに必要な素材は以下の通りです。
必要なアイテム | 必要数 | 入手方法(クラフト) | 備考 |
---|---|---|---|
好きなブロック | たくさん | 外壁用 | |
ボタン | 2 | 木材や石類1 | 額縁などでも可 |
水入りバケツ | 2 | バケツは鉄の延べ棒3 | |
昆布 | 高さ分 | 海 | 骨粉で増やせる |
ソウルサンド | 1 | ネザーの採掘 | 魂の土壌との間違いに注意 |
ボタンは『看板』『ドア』『ゲート』などあらゆるもので代用できます。
これらはデザインをアレンジできるポイントでもあるので、後ほど色んな代用品を紹介します。
『昆布』は高さ分を最初から用意しても良いですし、1つあれば『骨粉』で代用することもできます。
ちなみに昆布は後ほど回収できるので消費はしません。
水流エレベーターの基本の作り方
エレベーターの入口を作る
まずは画像のような形で『好きなブロック』を積み上げ、入口の上下に『ボタン』を設置します。
最終的にブロックで囲んだ空洞に水を入れるのですが、ボタンには水をせき止める効果があるので、プレイヤーが通れて水が漏れてこないという形ができます。
のぼりたい高さまでブロックを積み上げる
中央を空洞にして、それを囲むようにのぼりたい高さまでブロックを積み上げます。
このあと上から水を流すので『水入りバケツ』を持っていきましょう。
上から水を流す
のぼりたい高さまでブロックを積み上げたら、空洞の一番上に『水入りバケツ』を使って水を流します。
この水の中を通って一度下まで降りましょう。
昆布を上までのばす
『ソウルサンド』は水が「水流」ではなく「水源」でないと泡を発しません。
一番上から水を流しただけでは一番上のマス以外すべて「水流」になっているので、これを「水源」に変えなければなりません。
そこで登場するのが『昆布』です。
昆布には「水流」を「水源」に変える特性があります。
昆布に昆布を設置してのばすことが可能なので、上まで泳ぎながら昆布をのばし、エレベーター内の「水流」をすべて「水源」にしましょう。
ちなみに『骨粉』を使って昆布をのばすこともできますが、昆布が途中でのびなくなることがあります。
その場合は昆布の一番上を一度破壊してから骨粉を使うことで、またのびるようになります。
昆布を一番上までのばしたら、もう一度を水中を通って下まで戻り、昆布の根本を破壊しましょう。
ソウルサンドを置く
最後に水の下のブロックを『ソウルサンド』に変えたら水流エレベーターの上りが完成です。
この時、見た目のそっくりな『魂の土壌』との間違いに注意しましょう。
ちょっと不気味な顔のような模様があるのがソウルサンドです。
ソウルサンドを設置すると水の中を降りてくることができなくなるので、エレベーターを使って上に行く前に下りを作りましょう。
エレベーターの下りを作る
オーソドックスなエレベーターの下りの作り方としては、画像のように隣に落下穴を作るのが良いかと思います。
一番下に水を設置してボタンで閉じ込めておくことで、この穴を落ちてきてもダメージを受けません。
以上が基本的な水流エレベーターの作り方でした。
ここからは様々なアレンジを紹介していきます。
水流エレベーターのアレンジ
ここでは水流エレベーターの様々なアレンジを紹介していきます。
デザインや利便性を向上させるための参考にしてみてください。
ボタンの代用品
まずはボタン以外で、水をせき止めつつプレイヤーが通れるものを紹介します。
看板
Java版ではボタンで水をせき止められないため、紹介されることが多いのが『看板』です。
ただし上下に貼り付けることができないので、手前の左右にブロックを置いてそこに貼り付ける必要があります。
ゲート
『ゲート』は閉じてても開いていても水をせき止められます。
画像のように開いたまま設置してもいいですし、上だけ別のものを設置して下のゲートを感圧版やボタンなどで開く形にしてもいいかもしれません。
ドア
『ドア』はエレベーターの内側から設置することでピッタリと入口にハマります。
ドアを開けたらエレベーターというのもちょっと変かもしれませんが、水を完全にふさいでる感じが出せるのは良いですね。
手で開けると開きっぱなしになってしまうので、ボタンなどを使って開閉するのがおすすめです。
額縁
ボタンと違ってマットのような感じで置けるのが『額縁』です。
アイテムを額縁に飾って模様のような感じにすることも可能です。
普通の額縁はもちろん、『発光する額縁』も使えます。
トラップドア
『トラップドア』は上下両方に設置するとプレイヤーが通れなくなってしまうので、片側に使う形になります。
トラップドアは種類によって見た目が全然違うのが良いですね。
小さいアメジストの芽
アメジストの芽の中でも一番小さい『小さなアメジストの芽』も、トラップドアと同じく片側だけ使うことができます。
アメジストの芽はアメジストジオード(アメジストの洞窟)の小さなアメジストの芽を「シルクタッチ」で破壊することで入手できます。
私の拠点の水流エレベーターはアメジストブロックで作っているので、水を止める手段もこの小さなアメジストの芽を使用して見た目を揃えています。
以上、ボタン以外で水をせき止めつつプレイヤーが通れるアイテムでした。
全方向から出入りできるようにする
画像のように4方向すべてをボタンや額縁にすることで、全方向から入れる水流エレベーターにすることが可能です。
見た目のエレベーター感は少しなくなるかもしれませんが、利便性は確実に向上します。
外壁をブロック以外にしてみる
左から順に、『柵』『鉄格子』『避雷針』『チェーン』『ステンドグラス』『竹』です。
どうみても斜めから水が漏れてきそうですが、これらも水流エレベーターの壁として使うことができます。
柵やステンドグラスはさらに色んな種類があるので、さらに好みに合わせて調整できますね。
またこれらは斜め4方向から水流に入ることができます。
ただし、それはつまり4方向から出ることも可能ということなので、上昇中に下手に操作すると落下する点には注意しましょう。
下りも水流エレベーターにする
『ソウルサンド』が水中にあるものを高速で浮かばせるのとは反対に、『マグマブロック』には水中にあるものを沈ませる効果があります。
これを利用すれば、下りの水流エレベーターも作ることができます。
ただし、下まで降りてきた時にマグマブロックのダメージを受けてしまうのが難点です。
上りと下りを繋げる
最近イチオシの形がこちら。
一般的な水流エレベーターは、下りも作ると外壁込みで横5マスになってしまいます。
そこを画像のように上りと下りを繋げ、落下穴の側面すべてに水をせき止めるものを設置することで、横4マスにすることができます。
この形にはもうひとつメリットがあって、
「上に行こうと思ったけど下でやり忘れたことがあった!」
という時に、すぐに上昇するのをやめて下に降りることができます。
ちなみに落下穴は先ほど紹介したマグマブロックを使った水流式にすることもできますね。
途中で降りられるストッパーを付ける
ソウルサンドと粘着ピストンを使って、ビルやタワーなどの階層のある建物で、2階や3階などの途中で降りられる仕組みを考えてみました。
こちらについては以下の記事で詳しく紹介しているのでそちらをご覧ください。
レッドストーン回路で上り下りを切り替え式にする
レッドストーン回路と『ピストン』を使い、水の下のブロックを『ソウルサンド』と『マグマブロック』を切り替えて、1か所で上下の移動に対応するという方法もあります。
YouTubeなどでも色んな形が紹介されていますので、回路を組むのが手間でなければ探してみてください。
まとめ
今回は、水流エレベーターの作り方とアレンジの紹介をさせて頂きました。
現状、上下の移動でこれほど手軽かつ高速で移動できる手段はないので、ぜひ基本的な作り方を覚えておきましょう。
そしてデザインや利便性もいろいろとアレンジできますので、自分にあった水流エレベーターを作ってみて下さい。
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