マイクラにおいて経験値は、装備のエンチャントをしたり修繕のエンチャントで装備を修理するのに欠かせないものです。
かつては「経験値かまどバグ」という経験値を大量に入手する方法もありましたが、アップデートで修正されて使えなくなりました。
そんな現在、経験値の効率的な入手方法として代表的なのが「経験値トラップ」です。
今回はその経験値トラップの中でも、作りやすさと効率の高さをあわせ持つ全自動ゾンビピグリン経験値トラップの作り方を紹介します。
ゾンビピグリン経験値トラップについて
まずはじめに、ゾンビピグリントラップとはどんなものなのか、今回紹介するゾンビピグリントラップの効率はどのくらいなのかを紹介します。
ゾンビピグリン経験値トラップとは?

ゾンビピグリンはネザーに生息する中立モブですが、ネザーゲートおよびネザーゲートが開いた時にも難易度ごとの確率でスポーンします。
この仕様を利用し、ゲートが自動で開閉する仕組みを作ってゾンビピグリンをスポーンさせ、罠にかけて倒すのがゾンビピグリントラップです。
今回は、このゾンビピグリンを「ピストントライデント」という装置で倒すことで、経験値もアイテムも自動で入手できる全自動ゾンビピグリン経験値トラップを紹介します。
今回のゾンビピグリン経験値トラップの効率
今回紹介するゾンビピグリン経験値トラップで5分間に得られるアイテムは以下のような量です。

経験値効率は、5分間でレベル0 → レベル31~36ほど。
修繕のエンチャントで装備の修理をした場合、限界まで使った「ダイヤモンドのつるはし」が1分半~2分半ほどで修理完了します。

当サイトで紹介している天空経験値トラップは10分間でレベル0 → レベル29ほどなので、経験値効率だけなら約2倍ですね。
ゾンビピグリン経験値トラップを作るのに必要なもの
ゾンビピグリン経験値トラップを作るのに必要なアイテムと必要なスペース、そしてゾンビピグリントラップにおいて重要な「方角」について解説します。
必要なアイテム
※作り方の解説内でも工程ごとに必要アイテム数を記載していますので参考にしてください。

必要なアイテム | 必要数 | 入手方法(クラフト) | 備考 |
---|---|---|---|
好きなブロック | 4スタックほど | ||
燃えないブロック | 21 | ||
不透過ブロック | 41 | ||
透過ブロック | 1 | ||
チェスト | 26 | 木材8 | |
ホッパー | 30 | チェスト5+鉄の延べ棒 | |
レッドストーンの粉 | 30 | 採掘・村人(司祭)と取引 | y座標16以下(ver1.19現在) |
レッドストーンのたいまつ | 10 | レッドストーンの粉+棒 | |
レッドストーン反復装置 | 9 | 石3+レッドストーンたいまつ2+レッドストーンの粉 | コンパレーターとの間違いに注意 |
レッドストーンコンパレーター | 5 | 石3+レッドストーンたいまつ3+ネザークォーツ | 反復装置との間違いに注意 |
ドロッパー | 1 | 丸石7+レッドストーンの粉 | 発射装置との間違いに注意 |
発射装置 | 1 | 丸石7+レッドストーンの粉+弓 | ドロッパーとの間違いに注意 |
溶鉱炉 | 2 | 鉄の延べ棒5+なめらかな石3+かまど | |
溶岩バケツ | 2 | 溶岩源に向けてバケツを使う | |
水入りバケツ | 1 | 水源に向けてバケツを使う | |
粉雪バケツ | 1 | 粉雪に向けてバケツを使う 降雪時に大釜にたまる | 水入りバケツで代用可 |
腐肉 | 1 | ゾンビなど | 仕分け用 |
金の塊 | 1 | 採掘・金の延べ棒からクラフト | 仕分け用 |
金の延べ棒 | 1 | 採掘・金の塊からクラフトなど | 仕分け用 |
仕分け機にまぎれないアイテム | 12 | 仕分け用 | |
ピストン | 5 | 丸石4+木材3+鉄の延べ棒+レッドストーンの粉 | |
粘着ピストン | 2 | ピストン+スライムボール | |
観察者 | 8 | 丸石6+レッドストーンの粉2+ネザークォーツ | |
黒曜石 | 84 | 溶岩源に水・エンドの柱 | |
レッドストーンランプ | 2 | レッドストーンの粉4+グロウストーン | 不透過ブロックでも可 |
レバー | 2 | 棒+丸石 | |
レッドストーンのブロック | 1 | レッドストーンの粉9 | |
ドア | 9 | 木材など6 | 一部に種類の指定あり |
ボタン | 1 | 木材など1 | |
はしご | 5 | 棒7で3個 | |
たいまつ | 1 | 棒+石炭(木炭) | 光源なら何でも |
トライデント(串刺しⅤ) | 1 | トライデント持ちドラウンドのドロップ トライデント持ちドラウンドにオウムガイの殻を渡す | ※詳細は後述 |
アイテムボーナスⅢの剣 | 1 | アイテムドロップ率UP | |
燃料 | たくさん | 「金の剣」精錬用 |
不透過ブロックとは、土や石、木材などの透過性のないブロックのことです。
反対に、ガラスや氷、石でも階段やハーフブロックなどは透過ブロックと呼ばれます。
不透過ブロックにはレッドストーン信号を受け取って伝達するという特性があり、反対に透過ブロックにはそれがないため、装置作りでは使い分けが重要になります。
トライデント(串刺しⅤ)について
今回紹介するゾンビピグリントラップは、難易度変更のほかに、トラップの一部を変更することでゾンビピグリンの湧き効率を調節することが可能です。
今回のトラップは、湧き効率を最大で稼働させた場合、トライデントに「串刺しV」のエンチャントがないとゾンビピグリンの処理が追いつきません。
トラップの湧き効率は後からでも調節可能なので、串刺しVのエンチャントが用意できない場合は湧き効率を下げてトラップをお使いください。
もしくは、トライデントは複数投げるとヒット数が増えて処理速度が上がるので、エンチャントのないトライデントでも3本ほど投げれば処理が追いつくかと思います。
必要なスペースと場所について
装置を作るのに必要なスペースは、縦7マス、横23マス、高さ31マスです。

そして、ゾンビピグリントラップは作る「向き」が重要です。
ゾンビピグリンはネザーゲートの南側もしくは東側に湧くという決まりがあるため、『地図』や『ヒマワリ』『石レンガ』などを使い、必ず方角を確認する必要があります。

今回は、トラップを正面から見た時に自身が北向きもしくは西向きになるように作って下さい。

また、Switch版などの動作が重い機種の場合、ネザーゲートのチャンク境目のまたぎ方で湧き効率が大きく変わることがわかりました。
具体的には、ゲートの中央付近がチャンクの境目をまたいだ方が湧き効率が良くなり、反対になるべくチャンク内にゲートがおさまるようにしてしまうと湧き効率が悪くなります。

なので、なるべく装置の中央付近にチャンクの境目が来るように作った方が、機種を問わず湧き効率が安定します。
チャンクの境目の調べ方についてはこちらの記事で詳しく解説してますのでご覧ください。
ちなみに、画像のように床にブロックを敷き詰める必要はありませんが、画像の赤と青のブロックの位置に目印を置いておくと、作るときに位置関係がわかりやすいと思います。
それと、ゾンビピグリンはY座標0以下だと湧かないという仕様があるので、クリエイティブモードのフラットワールドで作ってみる場合は、Y=0以上の高さに作ってください。
フラットワールドの空中に地面を作るコマンド↓
/fill 15 63 15 -16 63 -16 grass
クリエイティブ、世界のタイプ「フラット」で世界を生成したあと、上記のコマンドを実行すると空中に地面を作れます。よければお使いください。
ゾンビピグリン経験値トラップの作り方
方角とチャンクの境目を再確認する
上で解説した通り、ゾンビピグリントラップでは方角とチャンクの境目が重要なので、再度確認しておきましょう。

方角は、トラップを正面から見た時に自身が北向きもしくは西向きになるように作ってください。
(今回は北向きに作ります)
Switch版などの動作の重い機種の場合は、チャンクの境目についても確認しておきましょう。

ピッタリこの位置でなくても構いませんが、なるべく装置の中央付近にチャンクの境目が来るように作ると、湧き効率が安定します。
方角とチャンクの境目を確認できたら、いよいよゾンビピグリントラップを作っていきます。
自動ゴミ箱を作る
最初に、右端に自動ゴミ箱を作っていきます。
ゴミ箱の作り方はこちらの記事で詳しく書いていますので、ここでは簡単な解説とさせて頂きます。
まずは、下の画像のように「燃えないブロック」と「ドロッパー」を設置します。

そして、ドロッパーの後ろに下の画像のように回路を作ります。

「レッドストーンコンパレーター」と「レッドストーン反復装置」は設置する向きに注意しましょう。
ここまで出来たら、動作確認としてドロッパーの中にアイテムを入れて発射されるかを確認してみてください。

次に、ドロッパーの上に「ホッパー」を3つ重ねて設置し、その上に「ラージチェスト」を左に飛び出すように設置します。
最後にドロッパーの手前のマスに「溶岩バケツ」で溶岩を入れたら、自動ゴミ箱は完成です。
自動溶鉱炉を作る
次は、ゴミ箱の隣に『金の剣』を精錬するための自動溶鉱炉を作っていきます。
作り方は一般的な自動かまどと同じです。

まずは画像の位置に「ラージチェスト」を設置し、その後ろに「ホッパー」を2つ接続します。

ホッパーの上に「溶鉱炉」を設置し、その溶鉱炉の後ろに「ホッパー」を接続します。

溶鉱炉の後ろのホッパーの上に、燃料補給用の「ラージチェスト」を設置します。

最後に、溶鉱炉の上に「ホッパー」を接続し、その上に「ラージチェスト」を設置します。
後ほどこの溶鉱炉に『金の剣』を流し入れる仕組みを作らなければなりませんが、これでひとまず自動溶鉱炉の完成です。
アイテム仕分け機を作る
次に、自動溶鉱炉の隣にアイテム仕分け機を作っていきます。
アイテム仕分け機の作り方はこちらの記事で詳しく書いていますので、ここでは簡単な解説とさせて頂きます。
今回はラージチェストを3列3段にして、3種類のアイテムの仕分け機を作ります。

チェストの後ろのホッパーは、4段目まですべて手前向きに設置します。

後ろの回路は「コンパレーター」「反復装置」の向きに注意し、画像の花崗岩(赤いブロック)の部分には必ず「不透過ブロック」を使わなければなりません。

4段目のホッパーそれぞれに、仕分けるアイテムとして『腐肉』『金の塊』『金の延べ棒』を1つずつと、仕分け機にまぎれこまないアイテムを4枠に1つずつ入れます。
ここで、自動溶鉱炉に『金の剣』を流し入れる仕組みも作っておきます。

自動溶鉱炉の一番上のチェストに、後ろから見て左側に「ホッパー」を1つ接続します。

そしてそのホッパーの後ろに、先ほどのアイテム仕分け機と同じ回路をアイテム仕分け機よりも1段高い位置になるように設置します。

最後に、5段目に「ホッパー」を、ゴミ箱のチェストにアイテムが向かうように横向きで5つ設置できたら完成です。
ここまで出来たら、一番左上のホッパーに下記のアイテムを入れて動作確認をしてみてください。
まず、1スタックが64個のいらないアイテムを1個だけ入れ、ゴミ箱のドロッパーから発射されるか確認してください。
次に、1スタックが1個のアイテム(剣など)を入れて、自動溶鉱炉の一番上のチェストの後ろに接続したホッパーに入って止まってるかを確認してください。
(※そのアイテムは回収しておくこと)
上記のようにならない場合は、ここまでの作り方を再度確認してみてください。
処理層を作る
ゾンビピグリンを倒すための処理層、および「ピストントライデント」を作っていきます。

アイテム仕分け機の5段目のホッパーを、さらに左に3つ接続します。

そして、画像のようにホッパーと同じ高さに6×6マスの足場を作ります。
ここで一度、装置の手前側に降ります。

緑のブロックを設置していた2マスの左側に、下から順に「好きなブロック」を2つ、「レッドストーンランプ」、「粘着ピストン」を上向きで設置します。
そして、レッドストーンランプに「レバー」を設置し、オンにして粘着ピストンをのばした状態にしておきます。

次に、のびた粘着ピストンの右に、「観察者」を顔が粘着ピストンの方を向くように設置します。
作業は上に戻ります。

画像のような形で「ピストン」を設置し、その後ろに「不透過ブロック」を設置します。

そして「レッドストーンの粉」と「レッドストーン反復装置」で、画像のようにぐるっと1周する回路を作ります。
ここまでできたら、ピストンの動作確認をしてみましょう。
下に設置したレバーをオフにしてからオンにした時、上のピストンが順番に高速で動き続けるか確認してみてください。
もしそのような動作にならない場合は、回路の作り方をもう一度確認してみてください。
動作確認が完了したら、レバーはオフにしてピストンを止めておきます。
処理層の完成まであと少しです。

画像のように中央の4マスを「不透過ブロック」で囲んで部屋を作ります。

不透過ブロックを使わないとゾンビピグリンが壁を貫通してしまうことがあります。

出入口の内側に「ドア」を設置します。
そして、部屋内の左上のマスに「水入りバケツ」を使って水を設置したら、処理層の完成です。
トライデントは後ほど投げ入れます。
ゾンビピグリンの着地場所を作る
次に、ネザーゲートから出てきたゾンビピグリンが着地する場所を作ります。

処理層の上に立ち、2×2マスの部屋の手前側から、左に9マス、右に8マス、「好きなブロック」を設置します。

先ほど設置したブロックの奥側に、1段目「好きなブロック」、2段目「黒曜石」を設置して、高さ2段の壁を作ります。

手前と左右にも「好きなブロック」で高さ2段の壁を作ります。

ガラスを使っておくとゾンビピグリンの姿が見えておすすめです。
これでゾンビピグリンの着地場所が完成です。
ネザーゲートの着火装置を作る
ネザーゲートを作る前に、ネザーゲートを開閉する着火装置を作っておきます。

画像は装置の後ろ側から見た図です。
まず、処理層の回路になっている不透過ブロックの上に「レッドストーンのたいまつ」を置きます。
その上に「不透過ブロック」、上向きの「粘着ピストン」、粘着ピストンの上に「レッドストーンのブロック」の順に設置します。

正面に回り込み、のびているピストンに向かって顔が手前を向くように「発射装置」を設置し、その上に「レッドストーンの粉」を設置します。
そして、発射装置の中に「粉雪バケツ」(or 水入りバケツ)を1つ入れておきます。

次に、のびたピストンに向かって右側から「観察者」を7つ、顔がすべてピストンの方を向くように設置します。

観察者の手前と、観察者の奥の1段上に「燃えないブロック」を設置します。

手前のブロックの上に、燃えない木材(クリムゾンorゆがんだ)の「ドア」を7つ設置します。
※ドアは開じたままでも問題ありません。
そして、7つの観察者の真ん中に、「溶岩入りバケツ」を使って溶岩を設置します。
これでネザーゲートの着火装置は完成です。
ネザーゲートの着火装置の動作確認をしてみましょう。
下に設置したレバーをオンにしてみて、上の発射装置から粉雪が出し入れされるかと、一番右の観察者の赤い点がチカチカ光るかを確認してください。
もし上記のようにならない場合は、着火装置の作り方を再度確認してみてください。
動作確認が完了したら、レバーはオフにしておきます。
ネザーゲートのストッパーを作る
装置を使わない時にネザーゲートが閉じておくためのストッパーを作っておきます。

画像は装置の後ろ側から見た図です。
発射装置から2マス空けた位置に、装置の手前側にのびるように「ピストン」を設置し、その2マス下に「不透過ブロック」、その上に「レッドストーンのたいまつ」を置きます。

先ほど設置した不透過ブロックから、装置の手前側に向かって斜め下に「不透過ブロック」を設置していき、その背面に「レッドストーンのたいまつ」をセットしていきます。
ピストンの下のたいまつを含め、レッドストーンのたいまつが5つになればOKです。

装置の手前側の最後の不透過ブロックを、ストッパーのオンオフがわかりやすいように「レッドストーンランプ」にして、「レバー」を取り付けます。
レバーを操作して上のピストンが伸び縮みすれば、ストッパーは正しく動作しています。
待機場所を作る
処理層の下に待機場所を作ります。

まず、処理層の部屋となっている4マスの下にブロックを追加で設置しておいてください。

そして、処理層の下に敵に侵入されないような部屋を作ります。
これで待機場所は完成です。
ネザーゲートを完成させる
最後にネザーゲートを作ります。

内側が21×21マスになるように「黒曜石」を使ってネザーゲートを作ります。
この時、ゲートの上の中央付近に「たいまつ」などを置いて、湧きつぶしをしておきましょう。
また、作業前に地面に水をまいておくなど、高所から降りる手段を用意しておいて下さいね。
これで全自動ゾンビピグリン経験値トラップは完成です。
トライデントの投げ入れなどについては、次で解説します。
ゾンビピグリン経験値トラップの使い方
基本的な使い方
トラップを使う時は、トラップの使用者が処理層の中に「トライデント」を投げ入れて下さい。

マルチプレイの場合は、他の人が投げたトライデントを回収してから、自分がトライデントを投げ直します。

マルチプレイでのトラップの使い方については、このトライデントの投げ入れルールがあるので、トラブルがないよう他のプレイヤーと相談しておくと良いでしょう。
そして、装置の手前側の左右のレバーを2つともオンにします。

これでネザーゲートが自動で開閉し、ゾンビピグリンが湧きはじめるかと思います。
あとは待機場所の中で待つだけです。

この時、「アイテムボーナスⅢ」のエンチャントがついた剣を手に持ってるとアイテムのドロップ数が増加します。
また、「修繕」のエンチャントによる修理をしたい場合は、そのアイテムを手に持って待機してください。
トラップを使い終わる時は、左のレバーをオフにしてから、右のレバーをオフにしてください。

以上が基本的なトラップの使い方です。
湧き効率と負荷調節について
このトラップは、使用環境に応じて湧き効率や負荷を調節をすることが可能です。
トライデントに「串刺しⅤ」があるかどうか(ゾンビピグリンの処理が追いついているか)、トラップ稼働中の動作の重さはどうかなど、様子を見ながら湧き効率と負荷を調節してください。
まず、難易度を「イージー」~「ハード」で調節すると、湧き効率が変化します。
次に、処理層の上の「発射装置」の上にある「レッドストーンの粉」をどけると、ゲートの開く頻度が半分になって湧き効率が下がり、動作も軽くなります。

次に、処理層のドアの前の「レッドストーン反復装置」を右クリックして遅延を増やすと、ピストンの動作する頻度とゲートの開く頻度が下がり、動作も軽くなります。


ちなみに私の動作環境では、遅延1(1回クリック)でも湧き効率はほとんど変わりませんでした。
遅延2(2回クリック)にすると湧き効率が少し下がります。
遅延3にすると動作しなくなるので、それ以降は処理層の別の反復装置の遅延を操作してみてください。
これらの調節を、ご自身の環境に合わせて組み合わせて行ってください。
ゾンビピグリン経験値トラップのよくある質問
ゾンビピグリン経験値トラップのよくある質問をまとめたので、気になることがあったり、うまく動作しない場合はチェックしてみてください。
仕様について
- Q腐肉を処分しなかったり溶鉱炉の燃料を補給しないと壊れますか?
- A
大丈夫です、壊れません。
あふれたアイテムは自動ゴミ箱で処分されるため、仕分け機のチェストがいっぱいのままでも、溶鉱炉の燃料補給をしなくても、使い続けることができます。
- Q普段使ってるネザーゲートの近くに作っても大丈夫ですか?
- A
基本的には問題ありません。
注意点としては、トラップを使い終わったら必ずストッパーでネザーゲートが開かない状態にしておいてください。ネザーからトラップのゲートにワープしてしまう可能性があります。
また、これに関連してよく聞くのが「ネザー側にトラップから湧いたゾンビピグリンが大量にいて窒息死してしまう」という話です。
これは、ゾンビピグリンの着地場所からトラップのゲートまでの高さが2マス以上ない場合に、湧いたゾンビピグリンがゲートに登って入ってしまっていることが原因です。
今回紹介した作り方であれば着地場所からゲートまでの高さが2マスあるので、この現象は起こらないはずです。
- Qネザー側の地形などは影響しますか?
- A
ネザー側の地形は影響しません。
ネザーゲートからゾンビピグリンが出てくるのはネザー側から呼び寄せているわけではなく、ネザーゲートそのものの仕様です。
- Qネザーゲートのサイズを大きくしたら効率は上がりますか?
- A
残念ながらできません。
ネザーゲートが開く最大サイズは21×21のため、これ以上大きくするとネザーゲートが開かなくなります。
動作不良について
- Qゾンビピグリンがネザーゲートの後ろ側から湧いてしまいます
- A
記事内の「必要なスペースと場所について」と「方角とチャンクの境目を再確認する」の項目でも解説していますが、ゾンビピグリンはネザーゲートの南側もしくは東側から湧きます。
もう一度、記事内の解説をご覧いただき、方角を確認したうえで装置を作って下さい。
- Q負荷調整をしても動作が重いです…
- A
ネザーゲートのサイズを小さくしてみてください。
まずはゲートの高さを21マスから10マス程度にしてみるといいでしょう。
- Qネザーゲートが開きません
- A
以下のことを確認してみてください。
- 「設定」→「ゲーム」から『火の延焼』がオフになっていないか
- ネザーゲートの範囲内に余計なブロックがないか
- ネザーゲートのサイズが正しいか(最大サイズは21×21です)
- ネザーゲートの黒曜石の中に別のそっくりな黒いブロックが混ざってないか
また、ネザーゲートが開きづらいという場合は、着火装置の溶岩の下にある観察者の向きや、その周囲のブロックの高さが間違っていないか確認してみてください。
- Qある日から経験値が手に入らなくなってしまいました
- A
処理層のトライデントを投げなおしてみて下さい。
経験値はトラインデントを刺したプレイヤーがワールドにいる場合のみドロップします。
- Qネザーゲートからゾンビピグリンが湧きません
- A
以下のことを確認してみてください。
- 「設定」→「ゲーム」から『モブのスポーン』がオフになっていないか
- 「設定」→「ゲーム」から難易度が「ピース」になっていないか
- y座標0以上の高さに作っているか(黒曜石をy=0以下に置くと湧きません)
まとめ
今回は、マイクラ統合版バージョン1.19に対応した全自動ゾンビピグリン経験値トラップの作り方を紹介させて頂きました。
ゾンビピグリントラップは装置が大がかりで作るのは少し大変ですが、経験値が超スピードで手に入るのはエンチャントや修繕でとても便利です。
また同時に手に入る「金の延べ棒」は、村人をゾンビ治療して取引を割引をする際の「金のリンゴ」の素材として大量に必要になります。
「腐肉」も村人(司祭)に売りつけて「エメラルド」にすれば、さらに無駄がないですね。

金の延べ棒を「金のブロック」にクラフトすれば、金ピカの部屋や家も作れちゃいます!
ゾンビピグリントラップは、マイクラを長く遊ぶ人にとってはすごく便利なトラップなので、ぜひこの機会にチャレンジして作ってみてください。
鉄の延べ棒を入手しつつ取引もできる交易所付きアイアンゴーレムトラップの作り方

今回参考にさせて頂いた動画
クロック回路や着火装置はこちらの狩人のミタさんの動画を参考にさせて頂きました。
処理層のピストントライデントはこちらのかぜうらさんの動画を参考にさせて頂きました。
コメント
Minecraftの仕様を踏まえた解説が、大変分かりやすかったです。
補足もとても細やかで、痒いところに手が届くような説明になっているところが嬉しいですね。
陰ながら、これからのご活躍を応援させて頂きます。
>>k0i4さん
お褒めの言葉ありがとうございます!
そこまで丁寧に評価していただけると作者冥利に尽きますね。
今後ともよろしくお願いします!
とても分かりやすい解説で、どこがどの役割を果たすのか、製作する過程でより学びを得ながら作ることができました。ありがとうございました!
ところで金の剣が処理層のホッパーに流しきれなくて溜まってしまうのですが、その対策というのはできるのでしょうか?
>>UsKさん
こちらこそ、参考にして頂けて嬉しいです。ありがとうございます!
金の剣が溜まってしまうというのは、モンスターの処理層(ピストントライデント)のところに、ホッパーがアイテムを吸い込みきれず溜まってしまうということでよろしかったでしょうか?
残念ながら対策は難しいかもしれません。
通常のアイテム仕分け機はその仕様上、ホッパーでアイテムを1つずつ横に流していくことが重要で、どうしてもアイテムをチェストに収納していく速度に限界があります。
これを対策するとなると、仕分け機を複数作ってアイテムを分散させて仕分けていくか、複雑な作りの高速処理ができる仕分け機を作るしかないと思います。(私の現在の知識で考えた限りですが)
現状の対策としては、あまり長時間放置しない、モンスターの湧き効率を下げる(記事内の「湧き効率と負荷調節について」を参照して下さい)、といった対応を取って頂ければと思います。
力及ばずで申し訳ないです。
ホッパー4段目に仕分け用のアイテムを入れたらチェストに入ってしまいます。
ホッパーの向きは手前に向いているのですがどこが間違えてるのでしょうか?
先ほどホッパーの件で質問したのですが、解決しました。
>>名無しさん
解決できたようでよかったです。
また何かわからない事がありましたらお気軽にご質問ください。