こんにちは、ツースです。
今回の記事は
- チャンクって何?
- シミュレーション距離って何?
- チャンクについて知ると何かいいことあるの?
- チャンクの境目ってどうやって調べるの?
といった疑問に、まとめてお答えする記事です。
「チャンク」や「シミュレーション距離」について知ることは、拠点作りや装置作りの際に役立ちます。
ぜひこの機会に覚えていってくださいね。
チャンクとは?

マイクラにおけるチャンクとは、マイクラの世界を構成する縦横16×16マスの区切りのことです。
マイクラの世界は、この16×16マスのチャンクが連なって作られています。
チャンクについて知ることのメリット
マイクラでは、作物の成長やレッドストーン装置の稼働といった時間経過も、このチャンク単位で行われています。
そのため、チャンクについて理解することで自分のいる場所からどのくらい離れた距離まで作物が成長したり装置が稼働するかを把握することができます。

つまりチャンクの知識は、拠点周りに農場や装置などの施設を作る時に役立ちます。
チャンクの境目における注意点
一部の複雑な機構のレッドストーン装置は、チャンクの境目をまたぐことによって動作不良を起こすことがあります。
普段はあまり気にする必要はありませんが、装置の解説に「チャンクの境目をまたがないように」と注意書きがある場合は、チャンクの境目を調べる必要があります。
ちなみに以前、村人や動物がチャンクの境目をまたいだタイミングでゲームがエラー落ちすると、村人や動物が消失するというバグがありました。
現在はこちらのバグは修正されているので心配はないかと思います。
(アップデートで再発しないとは限らないので絶対ではありませんが)
シミュレーション距離とは?

シミュレーション距離とは、自分のいるチャンクから見てどのくらい離れたチャンクまで時間が流れる状態にするかを決める設定のことです。
つまりこの設定によって、自分からどのくらい離れた場所まで作物が成長したり装置が稼働したりするかを決めることができます。

チャンクについての最初でもお話しましたが、チャンクに高さの概念はないので、高さはどれだけ離れても作物は成長し、装置も稼働します。
自分の世界のシミュレーション距離は、「設定」⇒「ゲーム」⇒「シミュレーション距離」から変更と確認ができます。
ちなみに、Realmsサーバーのシミュレーション距離は4チャンク固定で変更はできません。
シミュレーション距離における注意点
シミュレーション距離を増やすと、より遠くまで時間が流れるようになりますが、マイクラの動作は重くなっていくので注意が必要です。
機種のスペックと相談しながら設定するようにしましょう。
また、モンスタートラップなどの装置の解説では、シミュレーション距離が指定されていることが多いです。
そういった場合にもシミュレーション距離の設定には注意しましょう。
シミュレーション距離4チャンク

シミュレーション距離4チャンクで時間が流れる距離がこちらです。
自分のいるチャンクから直線は4チャンク目までと、そこから左右に1チャンク広がった八角形が時間の流れる距離です。

自分のいるチャンクから4チャンクの正ひし型・・・かと思いきや、なぜか斜めは5チャンク目も時間が流れているんですよね。
シミュレーション距離6チャンク

シミュレーション距離6チャンクで時間が流れる距離がこちら。
要領としては4チャンクの場合と同じで、直線は6チャンク目までと、そこから左右に1チャンク広がった八角形が時間の流れる距離です。
シミュレーション距離とモンスターの湧き範囲について
作物の成長や装置の稼働といった時間経過はチャンク単位で行われているという話をさせて頂きましたが、
モンスターの湧き範囲はチャンク単位ではなく「自分のいるマスから何マスか」となっています。
このモンスターの湧き範囲が自分から何マスかは、シミュレーション距離によって変わります。
シミュレーション距離4の場合、24~44マスの範囲にモンスターが湧きます。
シミュレーション距離6以上の場合、24~128マスの範囲にモンスターが湧きます。
プレイヤーから32マス以上離れているモンスターは、一部を除いて30秒以上経過するとランダムで消滅し、湧き範囲の外に出たモンスターは即時消滅します。
チャンクの境目の調べ方
ここまで「チャンク」と「シミュレーション距離」について説明しましたが、
では実際に「世界のチャンクはどこからどこまでで区切られてるのか」「チャンクの境目を調べるにはどうしたらいいのか」について紹介していきます。
座標を表示させる
チャンクの境目を調べるには、自分の現在地が数値でわかる「座標」を表示させる必要があります。
マイクラ統合版のデフォルト設定では「座標の表示」の設定がオフになっているので、まずはこれを表示させていきましょう。

座標を表示するには、「設定」⇒「ゲーム」から「座標の表示」をオンにします。

すると、プレイ画面の左上に座標が表示されます。
座標は左から「X座標(横)」「Y座標(高さ)」「Z座標(縦)」と呼ばれており、これで自分のいる座標がわかるようになりました。
この座標を利用して、チャンクの境目を調べていきます。
計算して調べる方法
まずは、電卓とメモを使ってチャンクの境目を計算して調べる方法です。

数式が並ぶとわかりづらい方もいると思うので、実践例を交えながら解説していきます。
最初に、『自分のいるX座標 ÷ 16』と『自分のいるZ座標 ÷ 16』を計算し、それぞれの数字の小数点以下を切り捨ててください。
そして、『小数点以下を切り捨てた数字× 16』を行い、それぞれの数字を「X座標」「Z座標」としてメモします。
以下の画像は実践例です。

次に、上で計算してメモした「X, Z座標」の位置に目印を置きます。

続いて、『目印を置いたX座標 -1』のX座標と、『目印を置いたZ座標 -1』のZ座標に目印を置きます。

わかりやすいように違う色のブロックを設置しました。

マイナス座標を『-1』する計算は間違えやすいので注意しましょう。
「-208 – 1 = -209」です。
最後に、最初に目印を置いた座標の「X座標」と「Z座標」の両方を『-1』した座標にも目印を置きます。
文字だとわかりづらいと思うので、下の画像を参考にしてください。

そして、この4種類のブロックが置かれているマスがそれぞれ別のチャンクであり、チャンクの境目です。

わかりやすいように、それぞれのチャンクにブロックを敷き詰めてみました。
このようにチャンクの境目は、計算して調べることが可能です。
外部ツールを使う方法
別の方法としては、Chunk Baseという外部サイトのツールを利用する方法があります。

まずはChunk Baseにアクセスして、「Apps」を開きます。
すると、バイオームや建造物などの場所が調べられるツールのリストが表示されます。

この中からどれを利用しても構わないのですが、今回は「Slime Chunk」を利用してみましょう。

このような四角いマス目が表示されると思うので、自分のいる座標のあたりにカーソルを合わせます。(スマホの場合はタップ)
すると、左下にカーソルが合っている座標と、右下に『from(X座標 / Z座標)to(X座標 / Z座標)』というのが表示されると思います。
この『from』の座標と『to』の座標に目印を設置しましょう。

この『from』の座標と『to』の座標を結んだ16×16マスが1つのチャンクです。

そして、この16×16マスの外は別のチャンクとなります。
このように、Chunk Baseを利用することでもチャンクの境目を調べることができます。
まとめ
今回は、チャンクやシミュレーション距離とは何かと、チャンクの境目の調べ方について紹介させて頂きました。
内容をまとめると
といった感じになります。
シミュレーション距離のチャンク数を意識すれば、中央にいる時にすべての施設が稼働するような効率的な拠点を作ることもできます。
ぜひ今回紹介した知識を、いろんな場面で意識して役立ててみて下さい。
拠点をアメジストジオードのシミュレーション距離の範囲内に作ろう!
コメント
✖️-208−(-1)=-209ではなく
⭕️-208+(-1)=-209ですね
>>名無しさん
本当だ!これは恥ずかしい・・・教えていただきありがとうございます。
伝えたい事としてはどちらかというと「-208 – 1 = -209」なのでそのように修正しておきます。
敵モブだけが湧いてくる範囲がブロックで決まっているんですか?
それとも他のモブもですか?
>>名無しさん
基本的には他のモブも湧き範囲は同じはずです。