この記事は【マイクラの始め方⑤】ということで、いよいよゲーム本編の解説です。
マイクラには最近のゲームのようなチュートリアルがなく、いきなり世界に放り出されて何もわからない状態からサバイバル生活が始まります。
そこで今回は、マイクラの基本動作から最初は何をすればいいのかといった、マイクラのゲーム序盤の進め方について解説します。
チュートリアルのかわりとして、ぜひ参考にしてみてください。
まずは作業台を作ろう
マインクラフトでは、いろんな素材からさまざまなアイテムを作る(クラフト)ことになります。
アイテムには、作業台がなくても作れるものと作業台がないと作れないものがありますが、多くのアイテムは作業台がないと作れません。
そのため、作業台を作ることがマイクラの最初の一歩となります。
原木(丸太)を手に入れる
まずは、近くにある木を破壊して『原木(丸太)』を入手しましょう。
木を壊すには、木に向かって「攻撃ボタン(左クリック/ZR)」を長押しします。
原木はとりあえず4個ほどあれば大丈夫です。
木の板(板材)を作る
原木を手に入れたら、原木を素材にして『木の板(板材)』を作りましょう。
統合版の場合は、「持ち物(Eキー/Y)」を開いてから画面左に表示されている『〇〇の木の板』にカーソルを合わせ、「右クリック/A」を押せば木の板が作れます。
Java版の場合は、まず「持ち物(Eキー)」を開いてから緑の本のマークをクリックしてレシピ本を開きます。
その後、画面左に表示されている『〇〇の板材』をクリックしてから、画面右の『〇〇の板材』をクリックすると板材が作れます。
これがマイクラの基本動作であるクラフトです。
作業台を作る
原木を木の板にできたら、いよいよ『作業台』を作りましょう。
原木から木の板を作ったのと同じように、木の板から作業台をクラフトしましょう。
作業台はひとまず1個あれば大丈夫です。
作業台を設置してみよう
作業台を設置してみましょう。
持ち物の画面を閉じて(Eキー/B)、移動や攻撃ができる状態に戻りましょう。
そして「マウスホイール/LR」で画面下のアイテム選択を『作業台』に合わせ、地面や壁などに向かって「右クリック/ZL」を押すと作業台が設置できます。
これで、作業台を使う準備ができました。
ツールを作ってみよう
作業台ができたら、マイクラで『ツール』と呼ばれている「ツルハシ」や「オノ」を作ってみましょう。
ツールの役割とは?
マイクラには基本となる5種類のツールがあり、それぞれに以下のような役割があります。
剣 | モンスターや動物を倒すための武器 |
斧 | 『原木』や『木製』のものを破壊しやすい |
ツルハシ | 『鉱石』や『石製』のものを破壊しやすい |
シャベル | 『土』や『砂』などを破壊しやすい |
くわ | 『木の葉』や『植物性』のものを破壊しやすい 土を耕して畑を作るのに必要 |
また、ツールには「木」「石」「鉄」といった階級があり、より良い素材になるほどブロックの破壊が早くなったりツールの耐久値が上がります。
特にツルハシは、『鉄鉱石は石以上の階級のツルハシで破壊しないとアイテム化しない』といったように、階級によって回収できない鉱石があるので注意が必要です。
ツールの階級を上げていくこともマイクラの序盤の目標になります。
まずは木のツールから
まずは原木の回収がしやすくなる『木の斧』を作ってみましょう。
ツールは作業台でないと作れないアイテムなので、設置した作業台に向かって「右クリック/ZL」を押し、作業台の画面を開きます。
木のツールを作るには『木の板』と『棒』が必要なので、木の板から棒をクラフトしておきます。
木の板と棒が用意できたら、そのまま木の斧を作ってみましょう。
ツールを使ってみよう
木の斧を使って原木を破壊してみましょう。
「マウスホイール/LR」で画面下のアイテム選択を木の斧に合わせると手に持った状態になるので、そのまま木を破壊してみてください。
最初に素手で壊していた時よりも早く、木が破壊できたかと思います。
そのまま原木を少しばかり集めて、『剣』『ツルハシ』『シャベル』も作っておきましょう。
ちなみに作業台も「木製」なので、木の斧で破壊すると素早くアイテム化して回収することができますよ。
ベッドを手に入れよう
次に、マイクラのサバイバルを生き抜くのに欠かせない『ベッド』を手に入れましょう。
ベッドの役割とは?
ベッドには、夜に寝るとすぐに朝になるという効果があります。
マイクラの世界では夜になるとゾンビなどのモンスターが現れるため、ベッドがないと夜はモンスターに襲われながら活動するか、穴を掘って引きこもって夜明けを待つしかないのです。
そうならないためにも、ベッドはなるべく早く入手したいアイテムです。
ちなみに、ベッドにはリスポーン位置(復活場所)を設定する効果もあります。
モンスターにやられるなどして死んでしまった場合は、最後に触れたベッド(ベッドに向かって右クリック/ZL)の場所にリスポーンします。
ベッドを入手する方法2つ
ベッドを入手する方法は大きく分けて2つです。
- 羊毛(ウール)と木の板からクラフトする
- 村などにあるベッドを回収する
羊毛(ウール)と木の板からクラフトする
ベッドは『ウール』3個と『木の板』3個からクラフトできます。
ウールを入手するには、羊を攻撃して倒すか、羊に向けてハサミを使うと刈り取ることができます。
しかし、ハサミは『鉄の延べ棒』がないと作れないアイテムで、序盤から入手するのは難しいです。
ですので、剣で羊を倒してウールを3つ手に入れましょう。
かわいそうですが、これもサバイバルを生き抜くためです。
村などにあるベッドを回収する
もう一つのベッドの入手方法は、村などにあるベッドを回収することです。
マイクラの世界では、村というものが見つかることがあります。
村の家の中にはベッドがあるので、そのベッドを破壊してアイテムとして回収してしまうのも手です。
村では、村人を攻撃するか村を守るアイアンゴーレムを攻撃する以外でペナルティを受けることはないので、村のものは好きに使ってしまって構いません。
ただし、村はそれほど見つかるものではないので、基本的にはウールからのクラフトがおすすめです。
ベッドの使い方
ベッドは設置して使うアイテムで、夜しか眠れません。
夕日が沈んで暗くなったあと、ベッドに向かって「アイテム使用ボタン(右クリック/ZL)」を押すと、ベッドに入って画面が暗くなっていきます。
そのまましばらく待つと、朝になって目が覚めます。
これで夜をすぐ朝にできるようになり、危険な夜に活動しなくて済むようになりました。
かまどを作ろう
『ベッド』で夜の安全を確保したら、次は『かまど』を作るのがおすすめです。
かまどの役割とは?
かまどは、肉を焼いたり、木炭を作ったり、鉱石を精錬したりできるブロックです。
生肉はそのままでも食べれますが、焼くと満腹度の回復量が増えます。
木炭は石炭と同じように使えるアイテムで、かまどの燃料になるほか、マイクラの明かりとして欠かせない『たいまつ』の素材になります。
そして、地下などで鉱石を掘ると手に入る『原鉄』などは、そのままでは鉄としてツルハシなどに加工できないため、かまどで焼いて『鉄の延べ棒』などに精錬する必要があります。
そのほかに、かまどでは『丸石』などの一部のブロックを焼けることがあり、別のブロックに変化したりします。
どんなブロックが焼けるか探してみるのも楽しいですよ。
かまどの作り方
かまどは『丸石』8個でクラフトできます。
丸石は、地面を少し掘ったところや山肌などにある『石』をツルハシで破壊すると入手できます。
かまどは作業台でクラフトできます。
かまどの使い方
かまどを使うには『燃料』と『焼くもの』が必要です。
代表的な燃料は『石炭』や『木炭』ですが、『原木』などをはじめとする「木製」の物も燃料にすることができます。
ちなみに、最終的に最も効率のいい燃料は『溶岩入りバケツ』です。
かまどを設置してかまどの画面を開くと、3つのアイテムが入る枠があります。
左上が焼くものを入れる枠で、左下が燃料を入れる枠、右は焼きあがったものが入る枠です。
それぞれに燃料と焼くものを入れると、かまどがアイテムを焼き(精錬)始めます。
そして、中央の矢印マークがいっぱいになると、右の枠にアイテムが焼きあがります。
なお、かまどの画面は開いてなくても焼いてくれてるので、他の作業をしながら焼き上がりを待つことができます。
ちなみに、左下と左上のあいだにある火のマークは、かまどが燃えている時間です。
長く燃える燃料を使った場合、かまどはしばらくのあいだ燃えていて、燃料がなくてもアイテムを焼くことができます。
そして、火のマークがなくなった時に左下に燃料が入っていれば、自動的に燃料を追加消費してかまどがまた燃え始めるというわけです。
(左上に焼くものが入っていない場合は、燃料を消費して燃え始めることはありません。)
少し複雑な説明になってしまいましたが、つまり燃料や焼くものをぎっしり入れてても損はしないってコト!
かまどで木炭を作って肉を焼いてみよう
では、かまどの燃料やたいまつの素材にもなる『木炭』を作ってから、食料確保の意味もこめて『生の肉』を焼いてみましょう。
木炭は原木を焼くと手に入るアイテムです。
左上の枠に『原木』を入れ、左下の枠にも『原木』を入れてみましょう。
しばらく待つと・・・
原木を燃料にして原木を焼き、木炭ができました。
木炭が手に入ったら、その木炭を燃料にしてさらに『原木』を焼き、木炭を増やしましょう。
木炭がいくつか確保できたら、その木炭を燃料にして、動物を倒した時に手に入る『生の肉』を焼いてみましょう。
これで焼いた肉が手に入りました。
ちなみに食べるには、食べ物を手に持った状態で「右クリック/ZL」です。
仮拠点を作ろう
マイクラの世界は、極端なことを言えばベッドさえあれば野ざらしの状態でも問題ないのですが、せっかくなので拠点の一つでも作りたいところ。
手持ちの木の板やブロックを使って仮拠点を作ってみましょう。
まずは仮拠点から
「せっかく拠点を作るなら立派なものを作りたい」と思うのが人情ですが、まずは簡単な作りの仮拠点から作ることをおすすめします。
というのも、多くの人は最初に作った拠点に対して「別の場所に作ればよかった」「別のブロックで作ればよかった」「部屋の大きさが良くなかった」と後悔するものです。
なので、最初は簡単な拠点を作ってマイクラに慣れ、ブロックの種類や地域などの知識が増えてきてから本格的な拠点を作るのがおすすめです。
仮拠点の作り方
仮拠点の作り方に決まりはありませんが、ひとまず5×5マスほどの部屋を作れば良いかと思います。
小屋にするならこんな感じで、好きなブロックで高さ2段以上で囲みましょう。
屋根をつけると中が暗くなるので『たいまつ』を壁などに設置し、ベッドや作業台なども好きな配置で設置しましょう。
木の板8個から作れる『チェスト』は、アイテムを収納できる重要なブロックです。
2つ横に並べて設置すると合体して『ラージチェスト』になり、収納できる量が増えます。
入口は高さ2マスを開け、木の板6個から作れる『ドア』を設置すると良いでしょう。
これで仮拠点の完成です。
山肌や地面を掘って洞窟のような拠点にするのも手ですね。
小屋タイプと違ってブロックを消費せずに済みますし、それどころかスペースを作るために掘ったブロックが手に入るので効率的です。
ブロックの設置が少し難しいですが、高い所が好きな方はこんな感じで高床式の拠点にしてみるのも面白いと思います。
昇り降りには、棒から作れる『はしご』を使うといいですね。
なんにしても、作り方に決まりはありませんし、仮拠点ですので深く考えず自由に作っちゃいましょう。
仮拠点の周りを湧きつぶししよう
夜で暗くなったり洞窟などの暗い場所ではモンスターが湧きますが、明るい場所には湧かない習性があります。
拠点の周りに一定間隔で『たいまつ』を設置し、モンスターが湧かない状態にしておくと安全度が高くなります。
ただし、少し離れた暗い場所で湧いたモンスターが歩いてきてしまうことはあるので、100%安全なわけではない点には注意しましょう。
まとめ
『作業台』『ツール』『ベッド』『かまど』を作り、『仮拠点』ができたら一段落です。
とりあえず生活していける状態ができたと言えるでしょう。
ここからは、畑や牧場を作ったり、地下で鉱石を採掘したり、冒険してみたり、ラスボスを倒したり、やることはたくさんあるので自由に遊んでみてください。
当ブログでは序盤におすすめの施設や自動装置の作り方なども紹介していますので、よければ他の記事もご覧になってみてください。
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