このブログでは、以前から「コンクリート」と「ニリウム」をボタン押しっぱなしで作ることができるコンクリート&ニリウム製造機の作り方を紹介してきました。
そして、先日の2022年6月8日のバージョン1.19ワイルドアップデートにて、新ブロック「泥」が追加されましたね。
この「泥」ですが、作り方が「ニリウム」の作り方と似ているため、これまで紹介してきたこの装置に「泥」を作る機能も追加できないかと模索したところ、無事に成功しました。
というわけで今回は
といった特徴をもつ、泥&コンクリート&ニリウム製造機の作り方を紹介します。
泥&コンクリート&ニリウム製造機とは?
はじめに、今回紹介する泥&コンクリート&ニリウム製造機がどのような装置なのかを紹介します。
コンクリートとコンクリート製造機について
コンクリートは、「砂利」「砂」「染料」をクラフトして作る『コンクリートパウダー』に水をかけると作れる16色のブロックです。
通常、コンクリートを作るには
- コンクリートパウダーを置いて回る
- 水をかけて回る
- 水を回収する
- コンクリートを採掘する
という手間がかかります。
この作るのが面倒なコンクリートを、コンクリートパウダーを特定のマスに向かってボタン押しっぱなしで置くだけで自動で作れるようにしたのがコンクリート製造機です。
ニリウムとニリウム製造機について
ニリウムは、ネザーの「深紅の森」と「歪んだ森」にある、『ニリウム(クリムゾン)』と『ゆがんだニリウム』という赤と青の2種類のブロックです。
ニリウムの採掘以外の入手方法として、「ニリウム」と「ネザーレック」を並べて設置し、ネザーレックに向けて「骨粉」を使うと、ネザーレックがニリウムに変化するという仕様があります。
これをコンクリート製造機と同じように、ネザーレックを特定のマスに向かってボタン押しっぱなしで置くだけでニリウムを自動で作れるようにしたのがニリウム製造機です。
泥と泥製造機について
泥は、バージョン1.19ワイルドアップデートで追加された新しいブロックです。
泥は小麦とクラフトすると「固まった泥」になり、固まった泥からは「泥レンガ」がクラフトできます。
泥の基本的な入手方法は新バイオーム「マングローブの沼地」からの採取ですが、それ以外に「土」に「水入りビン」を使うと泥になるという仕様があります。
発射装置から水入りビンを発射しても泥を作れるため、これを利用して特定のマスに向かってボタン押しっぱで土を置くだけで泥を作れるようにしたのが泥製造機です。
そして、これら3種類の製造機は装置の仕組みが似ているため、1つの装置としてまとめることに成功しました。
泥を作るのに使う「水入りビン」も、装置と連動して自動で作って補充できるようになっています。
泥&コンクリート&ニリウム製造機を作るのに必要なもの
必要なアイテム
必要なアイテム | 必要数 | 入手方法(クラフト) | 備考 |
---|---|---|---|
不透過ブロック | 24 | ||
ピストン | 12 | 木材3+丸石4+鉄の延べ棒+レッドストーンの粉 | |
レッドストーンの粉 | 14 | 採掘・村人(司祭)と取引 | y座標16以下(ver1.19現在) |
レッドストーンのたいまつ | 3 | レッドストーンの粉+棒 | |
水入りバケツ | 2 | ||
発射装置 | 2 | 丸石7+弓+レッドストーンの粉 | ドロッパーとの間違いに注意 |
ホッパー | 2 | 鉄の延べ棒5+チェスト | |
レバー | 2 | 棒+丸石 | |
ガラスビン | 9スタック+5 | ガラスからクラフト・ウィッチのドロップ | |
水入りビン | 14 | 水源にガラスビン | |
ニリウム(クリムゾン) ゆがんだニリウム | 1 | ネザー「深紅の森」「歪んだ森」 | シルクタッチが必要 |
不透過ブロックとは、「土」や「石」、「木材」などの透過性のないブロックのことです。
反対に、「ガラス」や「氷」、石でも「階段」や「ハーフブロック」などは透過ブロックと呼ばれます。
このほかに、泥を作る場合は「土」を、コンクリートを作る場合は「コンクリートパウダー」を、ニリウムを作る場合は「ネザーレック」と「骨粉」を、作る数だけご用意ください。
また、ガラスビンを自動で補充するアレンジをする場合は、追加でアイテムが必要になります。
詳しくはガラスビンを自動で循環させて補充する方法の項目で解説します。
必要なスペース
画像の白いブロック部分が、装置本体を作るのに必要なスペースです。
画像の黄色いブロック部分は、作ったブロックがたまっていくスペースです。
画像の青いブロック部分は、ガラスビンを自動で補充するアレンジをする場合に必要な場所です。
また、作ったブロックを回収するときに勢い余って周りの装置や建物を破壊しないよう、ほかの建造物から少し離れた場所に作るといいでしょう。
泥&コンクリート&ニリウム製造機の作り方
ブロックを押し出す仕組みを作る
まずは画像のように「不透過ブロック」「ピストン」「レッドストーンの粉」「レッドストーンたいまつ」を設置します。
これでピストンの手前にブロックを置くと、ピストンが作動してブロックを押し出します。
実際に何かブロックを置いて動作を確認をしてみましょう。
次に、奥の1マス空けたところから、画像のようにピストンを11個ならべます。
ピストンをならべた右端に、画像のような配置で「ブロック」「レッドストーンたいまつ」「レッドストーンの粉」を設置します。
そして、ピストンの上すべてに「レッドストーンの粉」を設置します。
これで、最初に作った仕組みで押し出したブロックが右端までくると、11個のピストンが作動して手前に押し出すようになりました。
穴を掘ってコンクリート製造用の水を流す
最初に作ったブロックを押し出す仕組みと、11個のピストンのあいだの1マスを掘ります。
そして、掘った穴の上の一番上のマス、左のブロック目がけて「水入りバケツ」を使って水を設置します。
この時点でコンクリート製造機としては使えるようになっています。
泥とニリウム製造用の発射装置を設置する
画像の位置に、発射装置の顔が水の方を向くように「発射装置」を設置します。
ここまでが、以前に紹介していたコンクリート&ニリウム製造機ですね。
ここから泥も製造できるようにしていきます。
泥を製造する仕組みを作る
まずは、発射装置の下のブロックを壊し、発射装置の上下に「ホッパー」を設置します。
そして、下のホッパーには「ガラスビン」を1つずつ入れておきましょう。
次に、最初に置いたピストンの隣のブロックの上に「レッドストーンのたいまつ」
その上に「不透過ブロック」を置いて、その不透過ブロックのホッパー側に、「発射装置」をホッパーの方に顔が向くように設置します。
そして、上の発射装置には「ガラスビン」を最大まで入れておきます。
次に、上の発射装置の顔の前に水を設置するのですが、そのまま設置すると当然、水が流れ出てしまうので、「好きなブロック」で囲んでから設置します。
そして、水の上もふさいでおきます。
こんな感じでトラップドアで囲むと少しだけオシャレになるかも?
最後に、上の発射装置の左のブロックの手前と、下のホッパーの手前または右隣に「レバー」を設置します。
上のレバーは、コンクリート&ニリウム製造モードと泥製造モードを切り替える時に使うもので、下のレバーは泥を作る際に必要になります。
詳しくは、このあとの装置の使い方の解説をご覧ください。
これで、泥&コンクリート&ニリウム製造機の完成です。
泥&コンクリート&ニリウム製造機の使い方
泥の作り方
泥を作る場合は、左上のレバーを上げた状態(OFF)にして、下の発射装置とその上のホッパーの中に「水入りビン」を最大まで入れます。
そして「土」を手に持ち、最初に設置したピストンの手前のマスに向かってしゃがんだ状態で設置ボタンを押し続ければ、泥がどんどん作られて行きます。
理由はわかりませんが、しゃがみ状態でないとボタン押しっぱで土を置くのが止まってしまうことがありました。
ピストンがブロックを押し出せる数には限りがあるので、ピストンがブロックを押し出せなくなるまでたまったら泥を回収してください。
そして、4スタックほどの土を使って泥を作ると、下の発射装置の下のホッパーのガラスビンがいっぱいになってきます。
そうなったら、下のホッパーにガラスビンが入らなくなる前に、下のレバーを一度ONの状態にしてからホッパーの中のガラスビンを回収し、再び1つずつセットした状態にします。
そして、回収したガラスビンを上の発射装置に戻し、下のレバーをOFFの状態に戻したら、再び泥を作り始めましょう。
この、下のホッパーからガラスビンを回収して上の発射装置に戻す作業も自動化したい方は、このあとのガラスビンを自動で循環させて補充する方法をご覧ください。
コンクリートの作り方
コンクリートを作る場合は、左上のレバーを下げた状態(ON)にして、下の発射装置とその上のホッパーの中に「水入りビン」が入っていない状態にします。
近くにチェストなどを置いて、そこに一時的に入れておくと良いですね。
あとは泥を作る時と同じように、「コンクリートパウダー」をボタンを押しっぱで置き続ければ、次々とコンクリートが作られて行きます。
ニリウムの作り方
ニリウムを作る場合は、コンクリートと同じく左上のレバーは下げた状態(ON)にして、下の発射装置に「骨粉」を入れます。
そして、11個ならべたピストンの一番左のピストンの手前、または下の発射装置の顔の前にニリウムをセットします。
あとはコンクリートを作る時と同じように、「ネザーレック」をボタン押しっぱで置き続ければ、ネザーレックがニリウムになってたまっていきます。
ちなみに、発射装置の中に骨粉が入ったままコンクリートを作っても、骨粉は消費されないので安心してそのままお使い頂けます。
ガラスビンを自動で循環させて補充する方法
装置の使い方でも解説しましたが、今回紹介した装置は作りを簡単にしている分、下まで落ちた「ガラスビン」を上に戻す作業を、手動で行う必要があります。
これも自動化したい!という方も多いと思うので、少し作りが複雑で必要アイテムも増えますが、ガラスビンを自動で循環させて補充する方法も紹介します。
必要なアイテム(追加分)
必要なアイテム | 必要数 | 入手方法(クラフト) | 備考 |
---|---|---|---|
ホッパー | 6 | 鉄の延べ棒5+チェスト | |
レッドストーンコンパレーター | 1 | レッドストーンたいまつ3+石3+ネザークォーツ | |
レッドストーン反復装置 | 2 | レッドストーンたいまつ2+石3+レッドストーンの粉 | |
レッドストーンの粉 | 3 | 採掘・村人(司祭)と取引 | y座標16以下(ver1.19現在) |
ドロッパー | 1 | 丸石7+レッドストーンの粉 | 発射装置との間違いに注意 |
好きなブロック | 13 | ||
水入りバケツ | 2 |
発射装置の下に仕分け機と同じ回路を作る
まずは発射装置の下から、画像のように「ホッパー」をすべて左向きで接続します。
そして画像の位置に、アイテム仕分け機でおなじみの回路を作ります。
「レッドストーンコンパレーター」と「レッドストーン反復装置」は、設置する向きに注意してください。
そして発射装置の下のホッパーに、右4枠にはこの装置と関係のないアイテムを1つずつ入れ、一番左にガラスビンを41個入れます。
これで、発射装置で使い終わったガラスビンだけが下のホッパーに流れるようになりました。
水入りビンを自動で補充する仕組みを作る
次に、ホッパーの行きつく先に、発射口を上に向けた「ドロッパー」を設置し、その上に発射口を上に向けた「発射装置」を設置します。
この2つのアイテムは見た目がそっくりなので、置き間違いに注意します。
そして、発射装置の隣のホッパーの上に、発射装置の方向に信号が流れる用に「レッドストーン反復装置」を設置します。
続いて、右の発射装置の上にホッパー接続し、そのホッパーに向けて左からホッパーを2つ接続します。
左の発射装置で作られた「水入りビン」が、水の中をぷかーっと浮かび上がって上のホッパーまで入るように、水の道を作ります。
発射装置の上の3段すべてに水を設置しないと水入りビンが浮かび上がらないので注意しましょう。
最後に、左の発射装置に「ガラスビン」を、右の発射装置とその上のホッパー3つには「水入りビン」を最大まで入れます。
そして、左の発射装置の手前にモード切り替え用のレバーを置いておき、床を埋めたら完成です。
これでガラスビンも自動で循環させて補充できる装置になりました。
装置の使い方については基本的に通常版と同じです。
泥製造モードからコンクリート&ニリウム製造モードにするときは左のレバーをONにして、右の発射装置とその上のホッパーの中のアイテムを入れ替えて下さい。
今回参考にさせて頂いた動画
今回の装置を作るにあたって以下の動画を参考にさせて頂きました。
まとめ
今回は、「泥」「コンクリート」「ニリウム」をボタン押しっぱで作れるようになる泥&コンクリート&ニリウム製造機の作り方を紹介させて頂きました。
1台で3種類のブロックを作れる装置で、しかも簡単に作れますので、良ければぜひ作ってみて下さい。
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